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 さあ、ついに東根室駅にやってきました。・・・が、「日本最東端の駅」とは言っても、ホームは板張り、1面1線、長さも、2両停まれるかな?という程度の短さ。快速はなさき号やノサップ号にはあっさりと通過されてしまうような駅です。歴史のある駅かと思いきや、駅が開業したのは1961年と比較的最近で、それまで日本最東端の駅であった根室駅から、「最東端」の座を奪う形で開業しました。

 ただでさえ本数の少ない釧路〜根室間にあって、更に、釧路〜根室間を走る快速列車「はなさき号」「ノサップ号」と、下り最終普通列車の通過駅ということで、停車する列車の本数は、下りが1日4本、上りは6本しかありません。そのため、発車時刻表も寂しいもの。なお、その発車時刻表には、なぜか、7:44発の根室行きという存在しない列車が掲載されていました。
 (※2015年3月14日追記:一般の時刻表には掲載されていませんが、通学客向け列車として、現在もたしかに運転されているそうです。
    ※※※2016年4月27日追記:この「時刻表にはない列車」は、2016年3月のダイヤ改正で廃止されました
)。

 「最東端」の駅ではありますが、駅自体は、根室市の住宅街の中にあるという感じで、秘境感や僻地感は少ないです。「最東端」という、万人受けする「分かりやすさ」があるためか、根室を観光するにあたっての、巡っておきたい場所の1つとなっているようで、観光客を乗せた根室交通の観光バスが駅前にやってきていました。




















 今晩の宿は、根室駅が最寄り駅である、根室グランドホテルです。そのため、東根室駅からホテルまで、30分程度をかけて、徒歩で移動することとなりました。インターネット上の口コミサイトでは、古いとか、見た目が廃墟とか、悪い方面の書き込みが結構多く、私も、いったいどんな宿なのだろうと思いながらやってきましたが・・・、まあ、外も中も古いということはたしかでした(枕付近の壊れた時計をガムテープでふさぐのには閉口・・・)。

 1人利用でしたが、ツインルームを割り当てられていました。ホテルに到着したのは16:15ごろで、今日は、もうこれ以上の移動はありません。このような早い時間に1日の移動が終わるというのは異例で、では、明日の出発は早いのかというと、そうでもありません。今日は旅行の中日にあたる日で、1日の移動量を少なくし、ホテルで長めに休息をとれるようにしたいという思いもありました。






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