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 今晩の宿は、千歳駅直結のホテル、「ハイパーホテル千歳」となっています。なぜ千歳に宿を、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが(それこそ、フリーパスを利用しているわけですから、すずらん号を札幌まで乗り通しても損はないわけで)、翌日は、南千歳から分岐する石勝線を通り、新得方面へ向かう予定となっているため、ここに宿をとる方が、翌日有利に(例えば、起床時刻を遅くできる)なります。

 上り北斗星号の通過を見届けてから、ホテルにチェックインしました。千歳駅の駅ビル「ペウレ千歳」の中にある、千歳駅直結のホテルであるため、駅舎の外に出て寒空の下を歩いたり、雪が降りしきる中を歩く必要はありません。このようなことは、冬には特にありがたいですね。

 ここのホテルの1人部屋には、普通の「シングルルーム」と「デラックスシングルルーム」の2種類がありますが、今回、私は後者を選択しました。「お前はついに鉄道以外でも贅沢をするようになったのか」と後ろ指を指されてしまいそうですが、価格差が500円しかありませんでしたから・・・。「デラックス」の名の通り、部屋は1人部屋としては広めで、便所と風呂はそれぞれ独立していました(これは私にとっては特にありがたかった)。














 ホテルにチェックインしましたが・・・、実は、今日はまだ続きがあります。すずらん4号を千歳駅で降りてそれで終わり、ではありません。

 ベッドで1時間ほど仮眠をとって、再び千歳駅にやってきました。これから乗るのは、19:54発の新千歳空港行きの快速エアポート192号です。この列車で、千歳線の南千歳〜新千歳空港間の空港支線を乗車します。「これから先の人生、1度くらいは新千歳空港を利用するときがあるはずだから、そのときでいいのでは」という気もしましたが、まあ、乗れるものは乗れるときに乗っておけということで・・・。

 快速エアポート号というと、常時混雑しているという印象がありますが、新千歳空港行きの列車に千歳からの乗車ともなると、千歳で降りる人がかなりいたということもあってか、車内には空席が多くありました。新札幌、北広島、恵庭、千歳などの主要駅に停車するので、空港行きであるということに関係なく、札幌近郊の速達移動の手段としてよく利用されているようです(つまり、全員が全員空港利用者というわけではないんですね)。

 終点の新千歳空港には、千歳から7分で到着します。この駅は、JR北海道唯一の地下駅です。













 新千歳空港駅にやってきました・・・、と言っても、別に飛行機に搭乗しに来たわけではありませんが。新千歳空港駅は、完全に空港の一部としてその中に取り込まれているので、独立した駅舎がありません。そのため、駅舎の外に出るということもできません。つまり、どういうことかというと、新千歳空港駅でできることは何もないということ・・・!「ただ電車に乗りに来ただけ」の人間には居づらい駅です。

 エアポート205号は「白石駅にも停車いたします。」と発車標に出ています。快速エアポート号の札幌〜新千歳空港間の途中停車駅は、基本的には新札幌、北広島、恵庭、千歳、南千歳で固定されていますが、晩の札幌行きと朝の新千歳空港行き(&夜の空港行き最終便)は、札幌〜新札幌間で白石にも停車しています。では、エアポート205号で南千歳へ向かいましょう。








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