三原にやってきました。呉線が分岐する駅ですが、その呉線は運転見合わせとなっており、駅前から代行のバスが出ていました。また、「西日本攻略」と銘打ったこの旅ですが、時間と予算の都合上、JR西日本の未乗車の路線を余すところなく乗り尽くすというわけにはいかず、一部の路線は、また別の機会に回しています。呉線はそのひとつで、今回は乗車しません。
改札口には5つの発車標が設置され、横に5つの発車標が並ぶという、なかなか壮観な眺めが出来上がっています[②]。これにより、改札口で発車標を一目見ただけで、自分が乗るべき列車の情報を知ることができます。山陽本線広島方面は、表示されている列車が全て岩国行きとなっていましたが、岡山方面は、順に播州赤穂行き、長船行き、糸崎行きとなっていて、見ている側としても面白いものです。
三原市の人口は約10万人弱で、駅前にはホテルやショッピングセンターがあるなど、それなりの街になっています[③]。その中で目を惹くのは、やけに「たこ」が推されていることです[④] [⑤]。三原市は海に面しているため、たこの漁が盛んになっているのでしょう。例えば、カツオなら高知が思い浮かびますが、たこと聞いて思い浮かぶようなものは、今までは何もありませんでした。ひとつ勉強になりました。
さて、14:13発の岩国行きに乗車しましょう[⑥]。山陽本線の三原発岡山方面の列車は、日中は毎時3〜6本ありますが、広島方面は、毎時1〜2本しかありません。一方、白市発広島方面は、毎時3〜5本が設定されています。つまり、三原〜白市間のみ、やけに本数が少なくなっています。同じ広島県内なので、別に県境越えはしていませんが、利用客が少ない区間のようです。運転見合わせは、まさに三原〜白市間を直撃しました。
2番線に向かうと・・・、おお、噂の227系ではありませんか[⑦]。227系の比率は、糸崎〜広島間においては、2015年9月現在、僅かに19%にしか過ぎないようなので、運が良かったようです。
なお、発車標では「4両」となっていましたが、この227系は3両編成でした。これも運転見合わせや徐行などでダイヤが乱れているせいか?
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