快速アクアライナー号が江津駅2番線に到着しました[①]。しかし、この列車は、すぐには発車しません。15:14着の15:21発と、7分の停車時間が設けられています。それは、新山口から来た特急スーパーおき4号と列車交換をするためでした[②]。
江津を出ると、ほどなくして、日本海が見えてきました[③]。ただし、この程度で感動したり、絶景だと評したりしてはいけません。山陰本線を更に西へ進めば、より日本海が近く、海面に隆起した岩なども見える区間があります。今はあくまでも「日本海が見えている」という程度のこと。鬱陶しい電線や電柱、道路などがない、「窓越しに果てしなく広がる日本海」という真の絶景を、この2つ後に乗る列車でご覧にいれましょう。
敬川を通過します[④]。乗車区間は江津〜波子間のみで、途中の駅は都野津と敬川の2つしかありませんが、敬川は通過してくれました。せっかく快速列車に乗ったわけですから、1つくらいは、駅を通過するところを見せてもらいたいものですよね。
波子に到着しました[⑤]。このように快速列車が停車していること、そして一部の特急列車も停車することからも分かるように、ここは別に秘境駅というわけではありません。むしろ、山陰本線内においては、主要駅のひとつとして数えて良いでしょう(JTB時刻表だと太字です)。そのため、下車したのは私だけということはなく、他にも何人かの下車がありました。
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