今日の移動は一ノ関までです。今日最初の列車、もとい、BRTバスは10:15発で、一ノ関に到着したのは17:41ですから、7時間30分も行動していないということになりますが、バス・バス・バス・バスでしたから、もう疲労困憊です。ちょっと移動する程度であれば良いかもしれませんが、繰り返し乗ったり、長時間乗ったりするのには、やはり路線バスタイプの車両は向いていません。
本日のお宿は、蔵ホテル一関です[①]。駅の西口から徒歩3分という立地で、バーと大浴場をウリとしているようです。もっとも、私は、さすがにバーに1人で入る気にはなれませんし、風呂についても、部屋のユニットバスでシャワーを浴びる程度で済ませてしまうような人なので、それらに惹かれてこのホテルを選んだわけではありません。
では、なぜこのホテルを選んだのか。それは、「全国チェーンではない、そこにしかないホテル」で、かつ「まだ泊まっていないところ」だったから。旅人としてあらゆる宿に泊まる中で、宿の比較研究をするのが好きになってしまった私は、「どこかのホテルの会員になってそこにばかり泊まる」のではなく、「なるべく違う系列・違う会社のホテルを選ぶ」ようになりました。そこまで真剣ではありませんが、ホテル研究家を自任しています。
部屋はやや広め[③] [④]。ロングソファーが置かれていましたが、こうした設備は、似たり寄ったりな部屋が多いホテル業界にあっては、差別化を図るための小道具となることでしょう。以前、札幌で、マッサージチェアーが置いてあるというホテルに泊まったことがありますが、あれには心底驚き、次に札幌で泊まるときは、ホテル研究家の身分を捨ててでも、またあのホテルにしようかな、と思っているくらいです。
洗面所・風呂場は若干狭め。特にバスタブの大きさがちょっと・・・[⑤]。水道は残念ながら湯水混合栓で、相変わらずちょうど良い水温を見つけ出すのが難しいです。ハンドルで水温を調整できるものが一番ですが、湯水混合栓を採用するのであれば、せめて混合状態を保持できる仕様のものにしてほしいと思います。ただ、それができる湯水混合栓を使用しているホテルは、非常に珍しいです。
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