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 津山線の列車が発着する9番線は、吉備線の列車が発着する10番線との島式ホームになっています。津山線のラインカラーは、津山駅でも見たように山吹色だったわけですが[①]、吉備線は桃色です[②]。この色は、鉄道の世界では、あまり前面に押し出されることはない(ハローキティ新幹線なるものが現れましたが)と思うのですが、「桃太郎線」の路線愛称に合わせてか、吉備線では桃色が選ばれました。

 私の両親が岡山県出身で、その都合で岡山駅は何度も訪れているので、ホームを見渡してみても、それははっきり言って「腐るほどに見てきた光景」です[③]。普段なかなか訪れることのない駅に降り立ったときの「ワクワク感」を感じることは難しいと言えます。まあ、それを言うと、この先、実家の最寄り駅を通過するという体験も待っているわけですが・・・。

 コンコースにある駅名標[⑤]。さて、ここで注目すべきは点はどこでしょうか? それは下段の赤穂線直通列車に表示されている、20:40発の日生行きです。スーパーいなば鳥取、普通姫路、普通播州赤穂、は何も珍しくありませんが、日生行きというのは、実は1日にこれ1本しかありません。しかも、その折り返しでの日生始発という列車は存在しないのです。

 今日の宿は東口(新幹線口)側にとってあるので、東口に出ます[⑦]。「岡山駅の光景など腐るほどに見てきた」と上述しましたが、祖父母の家は西口側のどこかにあるので、実は、東口側に行く機会は、あまりありません。もちろん、見慣れた光景であることには間違いないのですが、「西口の眺め」よりはいくらか新鮮です(いつの間にかビックカメラなんてものもできちゃって)。

 岡山市は政令指定都市です。周辺市町村との合併を重ねて何とか人口70万人に達したというのが実情(そのため、人口密度でいえば、倉敷に大きく劣っています)ではありますが、それでも、発展した都市であることはたしかです[⑧] [⑨]。駅前からまっすぐ伸びる大通りと、賑わった雰囲気を醸し出す街灯りは、都市としての風格を宿します。

 岡山駅東口には、合計7社の路線バスが発着しています(西口は2社)。ちょっと突っ立っている間にも、まあ次から次へとバスが出るわ来るわ[⑪]。高速バスは西口に集約されているので、夜の遅めの時間帯になると、今度は西口も夜行バスで賑わい出します。









 「レガロホテル岡山」が今日のホテルです[①]。その気になれば、祖父母宅に泊まり、一度荷物を整理したり、物資を補給してもらったり、何より宿代を全面的に浮かしたりできるわけですが、「知っている人に会ったり、家に帰ったりすると、”気持ちが切れそう”(一気に47都道府県を駆け抜けることに意義がある)」ということで、祖父母宅ではなくホテルを選びました。

 部屋はやや広め[②] [③]。ただ、このホテルで本当に特筆すべきであるのは、汗を流して運動できるフィットネスジムがあることで、宿泊客であれば、誰もが無料で利用することができます。ここ数日、旅行時特有の「酷い食生活」を送り、運動もできていない(乗り物にしか乗りませんからね)ので、使ってみようかなとも思いましたが、その利用可能時間に間に合いませんでした。






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