◆2月18日◆
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 今日は7:21発の新快速から1日が始まります[①] [②]。出発時刻としては少々早めかもしれませんが、ホテルで朝食を食べていくことはできました。たまに、朝食が7:00開始などというところがありますが、それはちょっと遅いような気がします。

 草津以西は複々線となりますが、ふとここで、この列車が電車線を走っていることに気が付きました[③]。新快速は速達列車なので、列車線を走っていくものだろうと思っていたのですが。草津〜京都間では、ラッシュの時間帯以外は、新快速でも常時電車線を走るとのことですが、今日は日曜日なので、朝から電車線走行を行っているようです。

 瀬田を通過します[④]。2011年3月のダイヤ改正から、南草津が停車駅に追加されたので、草津〜山科間における通過駅は、瀬田と膳所になりました。新快速の停車駅については、様々な論戦が交わされているようですが、せっかく基本15分間隔で走っているのですから、個人的には、速達型と準速達型の2つに分け、それを各々30分間隔で交互に走らせれば、と思っています。

 大津に到着しました[⑤]。乗る人も、降りる人も、あまりいませんでした。県庁所在地の代表駅であるとはいっても、駅の利用客数でいえば、滋賀県内では第5位ですし、特急列車についても、大阪発着のひだ号は通過します(草津には停まる)。

 列車の屋根上を見ると、雪が付着していました[⑥]。この新快速は敦賀始発なので、ここに至るまでに、雪が降っている区間があったのかもしれません。今日は北陸地方を通っていきますが、後に平成30年豪雪とも言われた大雪があった直後です。さて、どうなるか。



















 滋賀県の代表駅となる大津駅[①]。1つ隣は山科、2つ隣は京都なので、県庁所在地の代表駅同士が、2つ隣同士に存在していることになります。代表駅同士の間隔がこれほどにも近いというのは、他に例がなく、大津・草津の”2駅隣”というのは、圧倒的な少なさです。なお、このような位置関係なので、大津市と京都市は、地理上でも隣接しています。

 複々線区間にある駅なので、2面4線の構造をとっています[②]。もちろん、島本のように、電車線にだけ接する島式ホームのみを持つという駅もありますが。それにしても・・・、人影がありません。いま列車が行ったばかりの下りホームはともかく、上りホームにもまるで人がいません。なお、写真にも写っているように、大津駅は、ひだ号は通過しますが、はるか号は停車します。

 やはり人がいない改札口[④]。このような具合だったので、出札口にも駅員はおらず、奥から出てきてもらわなければなりませんでした。日曜日ですし、もう少し時間が下れば、京都や大阪に遊びに行く人の姿が増えてくるでしょうか?

 大津駅舎[⑤] [⑥]。他のJR線との接続はないので、大津駅で降りたのは、今回が初めてでした。まあ、どことなく地味な感じはあると思います、正直。もちろん、琵琶湖に近い駅ではありますが、下灘駅のように、それが眼前に来るというほどではないので・・・。

 大津市の市街地は、山と琵琶湖の間に形成された、僅かな平地の上に展開しています。そのため、大津駅の裏側には、すぐに京都府との県境となる山々が聳え立っています。そして、駅と山の間には、琵琶湖を見渡せそうな高層マンションと、同じくそれが見えそうなホテルがあります[⑦]。市街地側には、やはり高層マンションがあり、琵琶湖に近いことを活かした設計のマンションが多いようです[⑧]

 駅前には、”準スクランブル交差点”と言いたくなるような、ビミョーな設計の交差点(なんというか、横断歩道が、90度+45度+45度による三角形状に設置されていると言えばいいのか)があるのですが、そこの信号機もビミョーでした。歩車分離式をとっているのですが、斜め横断の分と通常横断の分が分けられているのです[⑨]。どうせ歩車分離なら、両方とも同じタイミングで切り替えれば良いのでは。

 駅前から琵琶湖方面に向かって、中央大通りなる通りが伸びています[⑩]。曇り空なので見にくいですが、その延長の先には、たしかに琵琶湖が待ち構えています[⑪]。ずっと列車に乗ってばかりなのも嫌なので、これほど琵琶湖が近いとなれば、ここで遊覧船に乗ったりするのも良いかもしれない、とは思っていたのですが、結局見送られました。

 駅からほど近いところにあるこの建物は、滋賀県庁舎です[⑫] [⑬]。残念ながら、休日なうえに朝7時台なので、庁舎は開いていませんが・・・。全国に47ある都道府県の庁舎の全てが、このように中心駅から近いところあってくれれば、47庁舎のコンプリートも狙ったのですがね。茨城県庁のように、あり得ない場所に建ててしまった事例もあるので・・・。

 自動改札機を見てみると、「Jスルーカード払いもどし」なる文言が[⑭]。2008年9月で発売が終了し、2009年3月いっぱいで自動改札機と精算機での使用ができなくなり、以降は券売機での使用(切符の購入・払い戻し)のみとなりましたが、もういい加減、生きているJスルーカードを持っている人も、ほとんどいなくなったのではないでしょうか。












 普通列車で山科を目指します[①]。新快速に223系・225系が充当されるのは当然のことですが、普通列車でも223系に巡り合えるのですから、なかなか贅沢な話です[②]。普通列車だといきなり通勤型車両になる、とかではないのです。

 トンネルを走り抜けて、滋賀県と京都府の境を越えていきます[③]。・・・というのは実は嘘で、たしかにその境目に山々はあるのですが、本当に滋賀県と京都府を分けているところの境目は、このトンネルを抜けた先の、普通の明かり区間にあります。

 やがて現れる高架橋は、湖西線のものです[④] [⑤]。湖西線は、京都ではなく、山科で分岐しています。しかし、山科を始終着とする列車はなく、全ての列車が少なくとも京都まで直通しています。この後は湖西線に乗っていきますが、京都まで行けばすぐに特急サンダーバード号に乗れるものの、そうはいきません。だから私は山科で下車するのです[⑥]


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