土・日きっぷで大暴れ!
土・日きっぷで東日本のあちこちを巡る旅


回送は先ほどのE2系だけかと思いきや・・・。
お次はE4系 東京へ向けて回送のE2系が発車した約2分後、今度はE4系の回送列車が入線してきました。
6時02分 ふと携帯電話を取り出して時刻を見てみると、既に6時02分になっていました。
新幹線は0時〜5時59分は運転することができないので、今まさに新幹線の1日の幕が明けたというところ。

運転が可能となる6時ちょうどには、東京駅からは博多へのぞみ1号が、長野駅からはあさま500号が東京へなど、各地の新幹線がそれぞれ動き出します。
またE2系 先ほど回送でやってきたE4系が発車した3分後には、今度はE2系N編成が回送として21番線に停車。

結果として10分も経たないうちに立て続けに3本もの回送列車を見たことになりましたが、昼間に新幹線に乗ることが多い私には、このような「誰も乗っていない回送列車が次々発着」という光景は新鮮でした。
東北新幹線41B やまびこ41号(E2系)
上野(6:10)〜仙台(8:00)
やまびこ41号 またE2系がやってきましたが・・・、ご安心のほどを。今度こそは乗車するやまびこ41号です(笑)

まずはこのやまびこ41号で仙台まで移動しますが、その所要時間は1時間50分。決して長い時間ではありませんが、早起きで気だるさを感じている体を休めるのには、とりあえず十分な時間です。
地上へ いざ乗ってみた後、「東北新幹線の下りの始発列車だし、始発の東京の一つ隣の上野からだから簡単に座れるだろう」と思っていましたが、窓際はことごとく満席。
結局2両程度歩いて、ようやく窓際席に空きを発見することができました。

地下から地上の高架に駆けあがると、上野へと向かうE231系と遭遇。
通勤ラッシュが始まったのか、車内は大混雑で、それがこちらからもはっきりと確認できました。
付いてくる 赤羽付近を過ぎると、進行方向右手に埼京線の線路がついてくるようになります。

こっちが曲がればあっちも曲がり、ひたすらついてくるので、「東北新幹線は複々線になったのか!?」とも思ってしまいます。
おおみや〜 上野駅発車から約20分で大宮駅に到着。

上野駅発車の時点で既に自由席はそれなりの混雑でしたが、大宮駅で更に多くの人が乗り込み、車内はほぼ満席という盛況ぶりになりました。

自由席と指定席では通常、510円しか差額がないので、私はこういった旅行をする際は確実に座れるようにするために、闇雲なまでに指定席を取っているのですが、今回は土・日きっぷを使用しているという都合上、それができません。

上野駅で乗り込んだ際に窓際席を探し歩いたこと、そして大宮駅で次々と自由席車に入り込んでくる乗客の姿を見て、改めて指定席のありがたみを実感しました。
トヨタロングパスエクスプレス 大宮駅を出ると、いよいよ列車は新幹線らしい走りを見せてくれるようになります。

大宮駅を発車してから約7分後に、東北本線を走る貨物列車を見かけましたが、貨物は貨物でも、EF210形牽引のトヨタ・ロングパス・エクスプレスでした。

そしてこの後、当たり前と言えば当たり前ですが、新幹線の圧倒的な速さで、トヨタ・ロングパス・エクスプレスをあっさりと追い抜きました。
初めて見たので、もう少し見ていたいとも思いましたが・・・。
宇都宮 6時53分、宇都宮駅に到着。

意外なことに、ここで私が乗車していた3号車自由席からは1/3ほどの乗客が下車していきました。

「東京とか、上野とか、大宮からなら在来線でも十分なんじゃあ?」とも思いましたが、新幹線で通勤・通学も当たり前のこの時代、新幹線の短距離利用も決して悪くはなさそうですね。
窓と共に 宇都宮駅を発車して、やまびこ41号は快調に仙台駅へと走ります。

郡山駅到着の少し前くらいには、ちょうど車両に対して良い角度で太陽が差し込んだのか、窓に太陽光が反射してが高架橋に映り、列車と同じ速度でついてくるという光景を目にしました。

しろいしざおー 郡山、福島と停車すると、次の停車駅は下車駅の仙台。

その一つ前にある、通過する白石蔵王駅では200系と遭遇しました。

2010年4月のさよなら運転をもって、400系がついに完全に引退してしまいましたが、まさか200系よりも先に400系の方が廃形式となってしまうとは思いもしませんでした。

もちろん、200系もこれから先、長く生きながらえるとは思えませんけれども・・・。
仙台到着 上野から1時間50分、8時ちょうどに杜の都・仙台に到着〜。
やまびこ41号は盛岡行きなので、なおも走りますが、仙台から先は各駅停車となります。

たった1時間50分しか乗車していないので、ホームに降り立っただけでは、仙台に来たとはなかなか実感できないものですが、上野よりも冷たい空気を顔や手先に感じると、ようやく「東北に来た!」という実感がわいてきます。
200系と 数十秒のうちに、自由席の乗車口に並んでいた人たちは車内へと取り込まれ、やまびこ41号から下車した人たちも、そのほとんどが下へと降りて行ってしまいました。

私のように、下車してもホーム上に留まっている人はほとんど見られませんでした。
発車 1分の停車で、やまびこ41号は盛岡へと向けて発車して行きました。

この後、仙台〜盛岡間無停車の、仙台8時38分着のはやて・こまち1号がやってきますが、やまびこ41号は終点の盛岡まで抜かれることなく走ります。
上り列車 やまびこ41号がホームから見えなくなったのとほぼ同時に、上り列車が発車。

これで流し撮りの練習をさせてもらいましょう(笑)

さすが新幹線、たった1時間50分で仙台までやってきました。
在来線特急の時代は、これを4時間以上かけていたのですから、本当に新幹線の速さには感服。
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