土・日きっぷで大暴れ!
土・日きっぷで東日本のあちこちを巡る旅


さてはまかいじ号に乗車しましょう。
185系と中央本線、合うようで合わないようで、結局合う謎の組み合わせ。
中央本線9061M 特急はまかいじ号(185系)
八王子(8:42)〜小淵沢(10:29)
朝食 はまかいじ号の指定席は押さえていませんでしたが、良くも悪くも指定席はもちろん、自由席もがらがらだったので、私が好む「客室の中央の窓際席」に楽々座れました。

そして、一つ面白かったのは、検札時に「どこまでの乗車か」と聞かれたこと。

確かに、土・日きっぷを見せるだけでは、特急列車に乗車できる資格があることはすぐに分かりますが、どこまで乗るかということは、券面を見るだけでは分かりませんね。

←は大宮駅で購入した朝食。どうせ食べるなら、テーブルがあって食べやすいはまかいじ号の中で食べるべきだろうと、川越線・八高線を205系・209系で移動してきた間は食べていませんでした。
窓が開く 185系の大きな特徴は、やはり窓が開くことではないでしょうか。

窓が開くといっても、185系はもちろん冷暖房搭載ですし、何より開ける理由がないということで、今回はこの窓を開けはしませんでしたが、2006年の9月に185系の草津号に乗車した際、1回だけ開けたことがあります。

でまぁ・・・、開けてみての感想は・・・、「とにかくうるさいな」

床下の主電動機の唸る音が車内へ入り込み、まぁ車内が賑やかなこと。その割に、風があまり入ってこないものですから、涼しくなるわけでもない・・・。

おまけに他の人の顰蹙を買うので、185系では窓を開けないことをおすすめします(笑)
TAKAO 八王子駅を出てから4分程度で高尾駅を通過。
中央本線は、だいたいこの高尾駅辺りまでが新宿・東京への通勤圏内でしょうかね。

特急あずさ・かいじ号といった特急列車は停車しません(成田エクスプレス、その他臨時は停車)が、普通列車は快速列車においては運行上の要となっていて、上り・下りとも高尾駅での折り返し列車が数多くあります。
すれ違い 高尾駅を通過すると、上りのE351系スーパーあずさ4号とすれ違いました。

臨時列車、最高速度110キロ、非振り子となると、E351系の定期のスーパーあずさ号には所要時間の面では太刀打ちしようがありませんが、裏を返せば速度を出さず、振り子もしないので、乗り心地はE351系よりも良いかもしれません。
トンネル地獄 中央本線にはいくつかの顔があると思います。

1つは、東京の通勤路線としての中央本線。そして、名古屋の通勤路線。3つ目は、山岳部を縫うように走るという、厳しい環境の路線ということではないかと思います。

実際、383系・E351系という振り子型車両が投入されたのは、曲線が多いということを表していますし、高尾以西は急にやたらとトンネルが増え、まるで新幹線に乗っているかのような感覚さえ覚えます。
突入 さーて、またトンネルに突入です!
通過 トンネルを抜けて駅を通過した・・・、と思っていたら、
また やっぱりまたまたトンネルです。
トn もう何も言うことはありませんね(笑)
!! ・・・とまぁ、車窓好きとしては、トンネルばかりというのは厄介なことこの上ないのですが、鳥澤駅を通過すると、このような絶景とも言うべき車窓が窓越しに広がります。

これは鉄橋を渡っている際の車窓なのですが、その鉄橋がまた随分と高いところに架かっているものですから、川や田圃、集落を見下ろすことさえできます。

このときはあいにくの曇り空だったので、素晴らしい車窓とまではいきませんでしたが、これが空気が澄んだ快晴の日だったら・・・、と考えると、もう身震いさえしてしまいます。
大月 9時15分、大月駅に到着。
富士急行線が接続しているという関係でか、大月駅で下車する人も結構いました。

ただ乗ってくる人はほとんどおらず、ただでさえ空いていた車内は更に空きました。
国道と並走 左右に蛇行を繰り返す中央本線。かなり見えにくいですが、左に方に一旦線路が右に曲がって、そのあと再度左へと曲がっている様子がお分かりいただけるでしょうか・・・?
(実際に車内から目で見るとかなり分かりやすいのですが、写真にするとこれが限界)

線路が国道に合わせたか、それとも国道が線路に合わせたか。
しばらく、国道と並走するというところがありました。
115系 甲斐大和駅では、上りの115系普通列車とすれ違い。

房総地区の211系が209系の転入により、玉突きで中央本線に投入されて115系の置き換えをすることがほぼ確定しているようですが、長野所属の115系にまで影響は及ぶのか・・・?
勝沼ぶどう郷 9時37分、勝沼ぶどう郷駅に到着します。

勝沼ぶどう郷駅は、土曜・休日にはかいじ号などが臨時停車を行ったりしますが、はまかいじ号は土曜・休日にしか運転されないということもあってか、必ず勝沼ぶどう郷駅に停車します。

乗車はありませんでしたが、下車は私が乗車した3号車からも、後ろ寄りの席から数人が下車。
桜 勝沼ぶどう郷駅の進行方向左側には、ちょっと早咲きの桜が咲いていました。

185系は窓が開きますから、ひょっとしたら、窓を開けて手を伸ばしたら、花びらに手が届いて、花びらを列車内から採集する・・・、ということもできるのかも?

いやいや、やっぱり桜は見て楽しまないとね。
咲いているところを摘み取ってしまおうなどというのは、やはり控えるべきですね。

185系でのんびり・・・、いや特急だから急いでいるのかな?
中央本線を下っていきます。
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