土・日きっぷで大暴れ!
土・日きっぷで東日本のあちこちを巡る旅


いわき駅から土浦駅までは1時間36分。
仙台〜土浦間の移動の半分以上は、もう既に終えたことになります。
到着 基本編成との連結を済ませると同時に、いわき駅に到着。

ここから一気に4両→11両となるわけですから、いかにいわき駅からの利用、並びにいわき以南での需要が多いかということを如実に示していますね。

しかし、仙台駅発車後の混雑ぶりを今更ながらに思い出してみると、4両では足りなかったのでは?
今のところ、スーパーひたち号はいわき以北では普段は付属4両、繁忙期は基本+付属の11両で走っていますが、普段から基本7両で走らせるという手もあるのではないでしょうかね?

まぁ、今回の混雑がたまたまであったのなら、この話も何の意味も成しませんが(笑)
消灯 連結を済ませてから1分くらい経ってから、いきなり車内の照明が消えてしまいました。
まるで取手〜藤代間の交直切り替えのデッドセクションを通過中かのようです。

突然消灯したものですから、私は思わず驚きましたが、他の乗客は何の反応もなし。

事前の予告なしに消灯しましたから、「えっ!?」といった声が聞かれるかと思いましたが・・・、皆さん意外と冷静ですね!
復帰 で、それから数秒で何事もなかったかのように再点灯しました。
先ほどの消灯は何だったのでしょうかね?

これについて調べてみても、取手〜藤代間のデッドセクション通過時の停電についてはわんさか情報がでてきますが、いわき駅での停電については全く情報が出てきませんでした。

ということは、651系の車内の照明がいわき駅で消灯してしまうということは普段はないのでしょうかね。
偶然だったのか、それとも普通のことだったのかは分かりませんが、完全に予想外。
マソショソ 仙台駅を発車してからというもの、11号車の乗客数は漸減でしたが、いわき駅でまた結構な数の人が乗ってきました。
時刻は20時20分。仙台駅を発車してから、既に2時間以上が経過しています。

もう少し車内が空いていて、隣の席に誰も座っていなければ、自席を立ってデッキにでも行って息抜きができるのですが、どうにも混雑しているので、それができずずっと自席に座っています。

ちょっと尻と腰が痛くなってきたかも。。。
昼行特急ならではの味わい 私は寝台列車の中から眺める夜の車窓が、どの車窓よりも大好きです。
その車窓が、例え都会の雑多なビル群だったとしても、日本三大車窓よりも好きだと自信を持って言えます。

今乗車しているスーパーひたち号は、もちろん寝台列車ではありません。
しかし・・・、それでも夜の街を颯爽と駆け抜ける651系の車内から見る夜の車窓は、寝台列車の中から見る車窓とはまた違った味わいと良さがありました。

リクライニングシートに身を任せ、頬杖をつきながら流れ行く車窓を見る・・・。
私にとっては、それは至福の一時です。
移動 20時50分、高萩駅に到着すると同時に、スーパーひたち66号から一旦下車。
そして発車チャイムが鳴る中を、ホーム上をできる限り駆け足で走って、基本編成の6号車に乗りました。

で、6号車に乗りこんだ後、やってきたのはこちら4号車。
もう、お分かりの方もいらっしゃるのではないでしょうか・・・?
緑車 そう、4号車はグリーン車!高萩駅からは、列車自体は同じですが、普通車指定席からグリーン車へと移動です。

土・日きっぷは確かに新幹線・特急・急行の自由席が乗り放題という実に素晴らしい切符ですが、それは「普通車縛り」も同時に起きるということでした。

いくら特急とはいえ、ずっと普通車に縛られるのはさすがに飽き飽きするだろう(?)と、「最後くらいは別払いでもグリーン車に乗るか」と、高萩→土浦はグリーン車に乗ると最初から決めていました。

651系はJR東日本の黎明期に登場した車両なので、グリーン車はゆったりとした2+1配列。
その大柄でどっしりとした座席は、これからの快適な移動を約束してくれます。
2150円 仙台→高萩の指定券(ノミ券)と、高萩→土浦のグリーン券。

グリーン車の乗車区間を高萩→土浦にしたのは、同区間は営業キロが98.7キロで、グリーン料金を最も安い1000円に抑えつつ長めの乗車ができるため(笑)

ちなみに高萩→土浦の料金は、自由席なら1150円、指定席なら1860円(繁忙期)、グリーン席なら2150円。

繁忙期なら、指定席とグリーン席の差はたったの290円!通常期でも490円。
たったのそれだけの差額でグリーン車に乗れるのならば、私は問答無用でグリーン席にします。
とうかい 21時14分、東海駅に到着。
スーパーひたち66号は、この3つ手前の日立駅から、日立・常陸多賀・大甕・東海と4連続で停車します。

画像では見えませんが、名所案内の看板には、「日本原子力研究所」だとか「日本原子力発電株式会社」など、原子力に関連する施設が名所として案内されていました。

まぁ、日本で初めて原子力発電所が置かれた場所ですから、原子力が村の象徴?なのは分かるのですが、それはさすがに名所にはならないでしょうよ(笑)
E501系 東海駅発車後、E501系とすれ違い。
E501系は、常磐線の土浦以南がE531系で固められることに伴って、活躍の場を土浦以北と水戸線に移しました。

・・・と思っていたら、営業列車ではなく回送列車ではありますが、なんと土浦駅の一つ南の荒川沖駅まで入線するようで。
思いっきり厳密に言えば、E501系の活躍の場は荒川沖以北・・・なのか?
水戸 茨城県の県庁所在地でもある水戸。21時26分の到着です。

当然結構な乗り降りがあるのだろう、と思っていましたが、グリーン車からは下車する人はなく、乗ってきたのも2人だけで、何とも拍子抜けでした。まぁ普通車はさすがにもう少し乗降があったでしょうね。

水戸からの2人を加えても、グリーン車の乗客は私を含めてたったの5人。
まぁ乗客が少なければ、それだけグリーン車が静かで落ち着いた快適な環境になるわけですから、嬉しいですね(笑)
ロ日 水戸を出ると(勝田だったかも)、車内の情報表示機には、文字ニュースが流されるようになります。

今日のプロ野球の結果・・・、ロッテ対日本ハムは6−5でロッテ。なるほど。
”? その次。オリックス対・・・、あれ、どこでしょう・・・。

受信した元々のニュースに不備があったのか、オリックスが勝ったということは分かりますが、その対戦相手がどこなのか書かれていませんでした。

まぁ、↑と↓を見れば、ソフトバンクだということは一応分かりますが、何だか間抜けかつ謎めいた試合結果です。
楽西 その次の楽天対西武は、きちんと表示されていました。

ちなみに楽天が勝利していますが、これがシーズン初勝利だったようで。
130キロ運転 常磐線の130キロ走行対応車両は、日立以南で130キロ運転を行います。

さすがに駅を通過するときに130キロを出しているとは思えませんが、ホーム上にあるベンチや柱、広告が次々と後ろへ去っていくあたり、速いというのはよく分かります。

今思えば、在来線で初めて130キロでの営業運転を行ったのは、この651系でした。
更新工事をしても、内装がやや古臭いのは否めませんが、その自慢の脚力はなおも健在です。

やっぱりグリーン車は快適ですね。
登場時は、これにドリンクサービスや液晶テレビでの衛星放送受信サービスもあったのですから、
まさに「グリーン車」というところだったのでしょうが・・・。
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