土・日きっぷで大暴れ!
土・日きっぷで東日本のあちこちを巡る旅


鳴子温泉駅に到着〜。
ここで25分の小休止。
鳴子温泉 11時ちょうど、鳴子温泉駅に定時で到着〜。
ここでは25分の停車時間が設けられているので、息抜きのつもりでいったん列車から降りてみましたが、同じことを思った人が結構いたようで、いったん列車から降りてきて先頭車の撮影をして戻る・・・、という方も見られました。
唯一の面影 これまでに何回か、「リゾートみのり号のキハ48形は、とてもキハ40系が種車とは思えない」と書きましたが、唯一キハ40系の面影を残しているのが2号車。

リゾートみのり号は3両編成で運行され、通常中間に挟まれる2号車が先頭になるということはありません。

それを見越しているのか、2号車はキハ40系の先頭部がそのまま残されており、外観も内装も「新型車同然」となっているリゾートみのり号にあって、唯一キハ40系の面影を残しているところと言えます。
駅名標 ホーム上に設置された駅名標は写真入り。

写真入りの駅名標は、鳴子温泉駅以外では信越本線の横川駅でしか見た記憶がありませんが、写真入りの駅名標というと、他にはどこの駅にあったりするものなのでしょうか・・・?
改めて先頭車を 先頭車の近くに移動して、改めて先頭車を撮影。

私は、リゾートみのり号の「形」はそれほど特別に格好良いものだとは思いませんが、茶色と金色を組み合わせた上品な塗装は本当に素晴らしいと思います。

もし、この塗装が東海道新幹線のような「白+青」だったりしたらとんでもない姿になるわけで、塗装一つで車両はどうとでもなってしまうということを改めて実感しました。
残雪残る ホームのコンクリート部にはさすがにありませんでしたが、その脇の草のところには、残雪がたくさん残っていました。

このときは、ホームの残雪程度で驚いていましたが、この後更なる驚きの光景に出くわしました(笑)
横断幕 古川方面への上り列車が発車していくとき、駅舎の方からやってきた横断幕をもった人たちが、その上り列車を向かって横断幕を広げている光景を見ました。

「なんのこっちゃ?」と思ってその横断幕を見てみると、「どうぞまたお越しください」という字が書いてありました。
どうやら、地元の有志の人たちが、ボランティアで横断幕での列車の見送りを行っていたようだったのです。

その光景に思わず心惹かれたので、「すみませ〜ん、横断幕撮らせてもらってもいいですか〜?」と横断幕を持っている人にお願いしてしまいました。

横断幕を持っていた方々は快く快諾してくださり、そして撮影したのが←の画像。
いやぁ、勝手なお願いを快諾してくださり、本当にありがとうございました!
反対側 私としては片側だけ撮らせていただければ十分だったのですが、「どうぞまた〜」の撮影が終わると、横断幕を持っていた方々は横断幕を裏返して「歓迎〜」の方も撮影させてくださいました。

パソコンとか、インターネットとか、携帯電話とか。
今の時代は、便利なもので世の中が満ち溢れていますが、この時私が感じた「人の温かさ」というものが、今見直されるべき大切なものではないだろうか、と思います。

横断幕の写真を撮らせていただいたこともそうですが、ボランティアで横断幕での出迎えや見送りも。
目に物となっては見えないこの「温かさ」を、今回非常に強く感じました。
発車標 発車標は、「リゾートみのり」と列車名を完全に表示すると、時刻の部分を潰してしまいます。
幅が狭いので仕方がないかな?

ところで、この発車標を目にしたとき、やけに字が綺麗だと思いましたが、気のせいでしょうか?

首都圏の発車標は、行き先の駅名や時刻の「線」は基本的に1ドットですが、この鳴子温泉駅のものを含む、この辺り(東北)の発車標は2ドットで表示しています。そのため、字が少し太めになっていることが理由の一つではないかと思います。

また、明朝体の首都圏の発車標に対して、ゴシック体を使用しているというのも要因かもしれません。
ホール 発車時刻まではまだ時間があるので、改札口の外に出てきました。

改札を抜けると、すぐそこにはホールがありました。駅舎内にホールがあるという駅は初めて見ましたが、ここは公民館などではなく「駅舎の中」です。
できることも限られそうな気がしますが、どういったことに使用されているのでしょうか?

真ん中に置かれたストーブが、ここが東北であるということを実感させます。
・・・が、このときは何も行われておらず、座布団が寂しげに置かれているだけでした。
駅舎 外に出て、駅舎を撮影。曲線を描く、飛び出した窓が目立ちますが、これは先ほどのホール。

駅舎の色自体は味気ない白一色でしたが、そのうち塗り替えの時期が来たら、暖色系で温泉を思わせ(そうな)る橙色などに塗装してみても良いのではないでしょうか。

それこそ「塗装一つで車両はどうとでもなる」と前述したように、駅舎もまた「塗装一つでどうとでもなる」と思いますしね。
駅名の由来 利府駅にもあった「駅名由来」が、ここ鳴子温泉駅にもありました。

「○○温泉とかいう駅は、わざわざ丁寧に説明してくれなくても、付近の温泉地の名前を付けただけだろうと簡単に想像できる・・・」などと思いながら見てみると、ちゃんと「鳴子」という名前の由来の方を解説していました。
足湯 鳴子温泉駅には、駅舎に沿うようにして、足湯が設けられています。

乗車券や入場券を持っていなくても、誰もが無料で利用できるというもので、結構な量の湯気が立ちあがっていたというあたり、湯温としては熱めの設定だったのかな?

着ているものを全て脱いで入る本格的な温泉ではなく、靴下を脱ぐだけで簡単に入れる足湯ですが、時間の関係上、今回は入りませんでした。
ただ、このような「駅近くの無料の足湯」は、熱海駅で1回利用したことがあります。

どうでも良いことですが、「着ている」が変換できないのは何故・・・?(「来ている」しか出ない@MS−IME)
発車標 先ほど「発車標の字が綺麗」ということについて書きましたが、リゾートみのり号の車内に戻ろうとする途中、駅舎内にある発車標を見て、綺麗に見える理由がもう一つ分かったような気がしました。

その理由は、赤色にしても緑色にしてもそうですが、首都圏の発車標よりも色が明るいということ。

首都圏の発車標の緑色というと、右下の「る箇所がありますので」程度の色合いかと思います。
同じ緑色でも、やはり明るい色の方が、ね。
2号車フリースペース 11時25分の発車時刻が近づいてきたので、車内に戻ってきましたが、「そういえばフリースペースが・・・」とうろ覚えの記憶をもとに、自分の座席がある3号車ではなく、フリースペースがある2号車から乗車しました。

2号車の仙台寄りにあるフリースペースには、液晶テレビとパンフレットが備え付けられており、液晶テレビでは沿線の案内の映像が流されています。
ここでは色々と催しものも行われるそうですから、ご乗車の際は要確認!

25分は長いようで短いもの。
11時25分の発車時間となりました。
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