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※各画像はクリックすると拡大します。

紀   伊   勝   浦   駅
Kii-Katsuura Station

駅名標①

駅舎②

駅前の様子③

外にある駅名標④

名古屋行きの南紀8号⑤

駅周辺の様子⑥

跨線橋側の駅前の様子⑦

新宮行きに乗車⑧

車両は105系⑨

 紀伊勝浦駅にやってきました。ホーム上の屋根から吊り下げられている駅名標[①]を見てみると、白+青の、JR西日本様式の駅名標がそこにはありました。JR東海の区域を抜けて、JR西日本の区域にやってきたんだということを、改めて実感します。

 途中下車をして、まずは駅舎の撮影をします[②]。ところで、途中下車をするときって、乗車券に途中下車印を押される場合と押されない場合の両方があって、まちまちですね。紀伊勝浦では押されませんでした。もちろん、言えば押してもらえるんでしょうが、途中下車印を押すか押さないかは、駅員の自由となっているんでしょうかね?

 さて、駅舎は特にこれといった特徴はないんですが、その駅舎の下に行ってみると・・・、実は発車標があるんです[④]。改札前やホームに発車標があるのは当たり前ですが、このように、屋外に発車標があるというのは初めて見ましたね。

 駅舎がある側とは反対側へ行くために、跨線橋を渡ります。跨線橋からは、折り返し17:09発の、キハ85系の名古屋行きの特急南紀8号が見えました[⑤]。名古屋から246kmを南紀5号として走ってきたキハ85系ですが、南紀8号として、すぐ名古屋へ折り返していきます。鉄道車両ですから、”疲れる”という概念がないのは分かっていますが、「働き者だねぇ」と思ってしまいます。

 では、そろそろ次の列車に乗り込みましょうか。次に乗る列車は、17:12発の新宮行きの普通列車です[⑧]。紀勢本線経由の乗車券で紀伊勝浦まで来ましたが、紀伊勝浦から新宮へ行くとなると、既に乗ってきた区間をもう1度通る(それも逆走)ことになるので、紀伊勝浦→新宮は、現在使用している乗車券では乗れません。
 そのため、先ほど途中下車の扱いにした行きの乗車券ではなく、紀伊勝浦→新宮の乗車券で入場。これを使って新宮まで行きます。

 3番線には、既に、乗車する新宮行きの普通列車が停車していました。2両編成の105系です[⑨]。今日は、名古屋からキハ85系の特急南紀1号に乗車してから、ず〜っと気動車ばかりに乗ってきましたが、久しぶりの電車です。東京→名古屋で乗車したのぞみ1号以来ですね。








紀勢本線2325M 新宮行き(105系)
紀伊勝浦(17:12)〜新宮(17:36)

幼稚園児の絵①

宇久井に到着②

「ザ・シー」③

新宮に到着④

 列車内のどこにいようかと迷いましたが、便所の前の空きスペースにいることにしました。座席はないので立ちっぱなしということになりますが、まぁ新宮までは約25分ですから、それでも全然問題ありません。

 通常は広告などが入るであろう、天井に取り付けられた広告枠(というより広告取り付け台座か。正式名称なんてあるのかな)に、幼稚園児が描いた絵がありました[①]。なるほど紙だったら何でも掲出できるわけですから、広告の代わりにこういうものを掲出するのもアリですね。
 より多くの人に絵を見てもらうという点では、展示場所としては、たしかに不特定多数の人が利用する列車内というのは最適な場所ですね。

 列車は17:12、定刻で紀伊勝浦を発車しました。紀伊天満、那智と停車して、17:22に宇久井に到着します[②]。数人が乗ってきましたが、それでも車内の混雑度を変えるほどではありません。車内は乗客も少なく、のんびりとした雰囲気です。

 三輪崎〜新宮間では、一面に海が広がる車窓が見られました[③]。海岸には誰もおらず、向こうの水平線の方に、ヨットか何かが小さく佇むだけというこの光景。一面に広がる海の中で、ヨットが小さく見えるというその対比が、海の大きさ、雄大さを際立たせます。

 そして17:36に、列車は定刻で新宮に到着しました[④]。久しぶりに、遅れもなく、定刻で下車駅に到着しましたね。今日はこれで移動終了です。






新   宮   駅   &   ホ   テ   ル
Shingu Station & Shingu Central Hotel

105系とキハ48形①

連絡通路②

381系スーパーくろしお③

新宮駅の駅舎④

ぽっぽっぽー⑤

ホテルを目指して歩く⑥

ようやく看板が見えた⑦

本日のお宿⑧

部屋⑨

部屋からの夜景⑩

 南紀5号で紀伊勝浦まで行きましたが、ホテルは新宮駅の近くにあるものにしたので、こうして普通列車に乗ってきて、新宮まで戻ってきました。「なぜ紀伊勝浦駅近くのホテルにしなかった」と言われてしまいそうですが、それは「翌日乗る、特急スーパーくろしお12号に始発の新宮から乗りたいから」。

 「それならなぜ南紀5号を新宮で降りなかったのか」と言われてしまいそうですが、それは「南紀5号に終点まで乗りたかったから」。これら2つの希望を両方とも満たそうとした結果、一旦紀伊勝浦まで行き、その後新宮に戻ってくるという妙な移動をしたというわけです。

 駅の外に出るために、連絡通路を通ります。地下の連絡通路には、「ようこそ新宮駅へ!」の文字があり、壁面には紙で作った花や列車がありました[②]。しかし、「ようこそ新宮駅へ!」というのは、私のように初めて新宮駅に来た人や観光客にはともかく、毎日通勤や通学で利用する人にとっては鬱陶しいだけかもしれませんね?

 駅舎と接している1番線には、発車を待つ381系の特急スーパーくろしお号が停車していました[③]。今後導入される287系は、くろしお号の381系を置き換えるものであり、スーパーくろしお号は引き続き381系で運転されるとのこと。とはいえ、スーパーくろしお号の381系も、決して安泰とは言えないでしょうね。まぁ、ともかく近いうちに無くなる可能性が少しでもあるものは、早め早めに撮影したり、乗っておきたいですね。

 駅前には、鳩の集団がいました[⑤]。豆でも与えたいですね。・・・うーん、こんなものを写真に撮っても何の意味もないだろうというのは分かっていますが、どういうわけか、いつからか鳩が好きになってしまって、今では、旅行中に鳩の写真を撮るということも結構あります。この写真もその1つです。

 さて、これからホテルを目指して歩きます[⑥]。新宮で泊まるホテルの候補は3つあったんですが、新宮駅から最も近いところは空室がなく、満室。(でも、試しに2年先の空室を探してみたら、それでも”満室”と出たので、インターネット予約のシステムが壊れているんじゃないかとも思ったけど。)

 新宮駅から2番目に近いところは、お盆の加算料金のせいで宿泊料金がかなり高かったので、選択せず。その結果、空室があって、料金も問題なかった、3つの候補の中では新宮駅から1番遠いところのホテルが、今回の宿泊先となりました。

 だいぶ陽が傾いてきたとはいっても、8月12日です。暑い。暑いです。もちろん、汗ダラダラです。そんな中を、重いリュックを背負い、かばんを手に提げながら、ひたすら歩き続けます。途中、道に迷いかけたりしながらも歩くこと約30分、ようやくホテルの看板が見えました[⑦]

 そしてようやく、今回宿泊する、新宮セントラルホテルに辿り着きました[⑧]。今回、道に迷いかけたりしたこともあって、新宮駅からは30分ほどかかって着きましたが、公称では、新宮駅からは徒歩20分とのこと。いずれにせよ、”セントラル”じゃあないです。新宮駅からも、市役所からも遠いし・・・。

 そんなことはさて置いて、チェックインを済ませて自室へ[⑨]。なかなか新しそうで、綺麗です。ちなみに、明日もまた新宮駅まで歩いて行くのは辛いので、チェックイン時に、支配人にタクシーの手配をしてもらいました。

 この後、夕食を摂りに、ホテルの近くにある回転寿司へ行きましたが、そこは全皿100円ではなく、150円や200円の皿もあるというところでした。(普段、私は100円均一の回転寿司にしか行っていない)

 高校生という身分ゆえ、そんなにお金があるわけでもないので、200円以上の皿を取るのは禁止にして、100円の皿と150円の皿だけでお腹を一杯にしました。上述のように、私は普段、全皿100円の回転寿司にしか行っていないんですが、そこでは100円のいくらが、今回行った回転寿司では200円で、「普段だったら食べているものが食べられない」というもどかしさを味わいました。

 夕食を食べ終えたら、ちょっとホテルの周辺を散歩。そして自室に戻り、風呂に入り、後は軽く勉強をしたりテレビを見たりして、床に就きました。



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