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※各画像はクリックすると拡大します。

土讃線56D 特急南風26号 (2000系)
阿波池田(19:47)〜琴平(20:11)

1両丸ごと指定席①

坪尻駅の駅スタンプ②

向こうに光が見えた③

琴平ー、琴平ー④

駅名標⑤

 南風26号に乗り込みました。今日最後の列車の南風26号に乗って目指すのは琴平駅。本当は、徳島線の全線乗車も果たしてキリが良い阿波池田でもう今日の移動を終了して、どこかの宿に泊まろうと思っていたんですが、阿波池田周辺には、望むような宿がありませんでした。

 しかし、阿波池田から南風26号で24分で行ける琴平の近くには良い宿があったので、今日の宿泊は琴平のホテルとしました。そこで、これから南風26号に乗ってホテルがある琴平まで行こうというわけです。南風26号で、土讃線の阿波池田〜琴平間だけ中途半端に乗るのはそのためです。

 琴平までの所要時間は24分と短いですが、せっかくバースデイきっぷを利用しているので、指定券を発券してもらっています。指定券で指定された1号車は、うずしお3号やむろと号の指定席と違い、指定席と自由席が混在しているというものではなく、1両全部が指定席です[①](金・休日のみ)。そのためか、カバーも普通の白色のものを使っていました。ただ、だいぶ空いていましたね。

 阿波池田駅では駅スタンプを押しましたが、その時、駅員氏のご厚意により、坪尻駅と大歩危駅のスタンプも押すことができました[②]。なぜ坪尻駅と大歩危駅のスタンプが阿波池田駅にあったのかは分かりませんが、とりあえず、感謝、感謝です。

 すっかり夜になって辺りは真っ暗なうえに、山あいを走っているので、窓越しには基本的には何も見えません。一部、向こうに街の光が見えるところもありましたが[③]、あくまでもそれは「向こう」であって、「こっち」ではありません。そんなわけで、その光も、ただの光の点にしか見えませんでした。

 そして暗闇を突っ走ること24分で、下車駅の琴平駅に到着しました[④]。JR四国では、特急で終点近くになると、自由席特急券を回収しますが、途中停車駅の琴平でも、車掌氏がホームに降りて、自由席から降りた人の特急券を回収していました。バースデイきっぷ(指定席)利用の私には関係がないことなので、そういうことをしている間もホーム上で写真を撮っていました。






琴  平  駅  &  ホ  テ  ル
Kotohira Station & Kotohira Park Hotel

洋風駅舎①

本日のお宿②

部屋の様子③

液晶テレビだった④

窓からの夜景⑤

今日の夕飯⑥

 琴平駅は金刀比羅宮(こんぴらさん)への最寄駅ですが、夜間は無人駅となるようで、駅員はいなかったように思います。駅舎は1936年竣工の洋風なものでした[①]。今日の移動はここまでです。

 まだ夕食を食べていなかったので、ホテルへの道の途中にあったほっかほっか亭でカレーを買い[⑥]、それを携えてホテルへ。やってきたのは、琴平駅から徒歩約15分の「琴平パークホテル」です[②]。チェックインを済ませ、さっさと部屋へ移動。部屋は[③]番の写真のような感じでした。

 部屋のテレビは、3月に導入されたばかりであるらしい、新しい液晶テレビでした。とりあえず電源を入れて、NHKにチャンネルを合わせてみると、放送されていたのはニュースで、福島第一原発がどうのこうの、と[④]

 四国は関東(茨城)と違って、放射能がどうのこうの、余震がどうのこうの、計画停電がどうのこうのということを気にする場所ではなく、「一時的に震災のことも忘れられるかな(悪い意味ではなく)」と思っていましたが、この映像で現実に引き戻されたというか、改めて「実は今大変なことが起こっている」という事実を認識させられました。

 夕飯のカレーを食べ終わったら、携帯電話やカメラの電池の充電を開始し、風呂(シャワー)に入り、ちょっと勉強をして就寝しました。今日四国に上陸して、今日だけで10の列車に乗りましたから、それなりに疲労はあります。そんなわけで、夜更かしはせず、素直に床に就きました。



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