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※各画像はクリックすると拡大します。

多    度    津    駅
Tadotsu Station

EF65形牽引の貨物列車①

キハ185系のしまんと②

ここで一休み③

ホームの様子④

駅名標⑤

1500形は来ません⑥

駅スタンプを押す⑦

4本の列車が並ぶ⑧

1両で留置されていた⑨

屋根の様子⑩

駅舎⑪

地下通路を通って⑫

琴平行きでまた琴平へ⑬

車両は121系⑭

 多度津駅のホームに降り立って少しすると、坂出方面からEF65形が牽引する貨物列車がやってきました[①]。こういう適当に撮った写真でも、後々にEF65形が全廃されてしまえば、「撮っておいて良かった」と思えるようになると思います。

 側線にキハ185系の姿が見えたので、可能な限り近寄ってみると、「しまんと」のヘッドマークを掲出した状態で、2両編成のキハ185系が留置されていました[②]。「いや、キハ185系はしまんと号での定期運用はないはず・・・」と思ったので、この旅行が終わった後に調べてみたところ、今日(4月4日)に、やはりしまんと号でのキハ185系の代走があったようでした。その横では、7000系が正面から見られるように留置されていました[③]

 改札口へ向かうために地下通路へ。その奥のつきあたりには広告があり、1500形が写っていましたが・・・[⑥]、実は1500形は琴平駅(土讃線)には来ません。こんな新型車両が来ますよなどという誤解を与えかねないようにも見えますが、さて。
 そして改札口を抜けたら、まずは駅スタンプを押します[⑦]。以前は交通新聞社から出ている専用のスタンプノートを使っていましたが、裏写りがひどいという難点があったので、今回の旅からは、その点を改善した自作のノート(正確にはファイル)を使うことにしています。

 スタンプを押したら、駅前に出ます。辺りを見回してみると、線路をまたぐ跨線橋があったので、その上へ上がってみました。すると、上がってからしばらくして、4本の列車が多度津駅で並ぶ光景を見ることができました[⑧]。しかし、3両のN2000系といい、2両の2000系といい、ホームの有効長を結構余していますね。

 跨線橋の上からは、1両だけに切り離されて「回送」を表示してポツンと佇む2000系の先頭車の姿を確認できました[⑨]。1両で構内試運転でもしていたんでしょうかね。また、「線路をまたぐ跨線橋」ということは、視点が高いということで、車両の屋根の上の様子なども見ることもできました[⑩]

 この後は駅へ戻り、キオスクでお茶と四国新聞を購入。四国新聞は別に読みたくて買ったわけではなく、旅の楽しみの1つとしている「地方新聞の収集」の一環で購入しました。まぁ、旅行貯金みたいなものだと思ってください(笑)

 そして地下通路[⑫]を通って向かった先は4番線。次に乗るのは、9:06発の琴平行きの普通列車[⑬]。この列車への乗車を皮切りとして、土讃線を下っての、土讃線の全線乗車を果たす段取りへと入っていきます。
 車両は121系[⑭]。四国初の電車として知られる車両です。これに乗って、とりあえず琴平へと向かいます。






土讃線1243M 琴平行き (121系)
琴平(09:06)〜多度津(09:19)

クロスシートに座る①

予讃線と分岐②

田圃の緑が綺麗③

終点の琴平に到着する④

接続する阿波池田行きへ⑤

 先ほど、琴平から多度津に来るときの普通列車では、席が空いていなかったので立ちんぼうでしたが、今度の琴平行きはガラガラ。そのため、進行方向向きのクロスシートを楽々確保することができました[①]

 座席に座って、お茶を一口飲んだら、すぐに列車は定刻で多度津駅を発車しました。多度津は土讃線と予讃線が分岐する駅で、多度津を出てしばらくすると、土讃線の線路が左へ曲がりながら分岐し、予讃線と別れます[②]。高松〜多度津間は複線電化ですが、多度津から先の土讃線・予讃線は共に単線となります。そして土讃線は琴平から、予讃線は伊予市から先は非電化です。

 冬は過ぎ、田圃にも再び鮮やかな緑が帰ってきました[③]。こういう田圃の鮮やかな緑色は、春を飛び越えて、夏の到来をも感じさせそうです。と、そんなこんなで、13分で終点の琴平駅に到着します[④]。琴平に来たというよりは、戻ってきたというところですね(笑)

 琴平に降り立って、脇目も振らずに行く先は、接続する阿波池田行きの普通列車[⑤]。気動車である1000形の単行列車です。いかにもローカル列車という雰囲気を漂わせていますね。これに乗り継いで更に先へと進みます。






土讃線4243D 琴平行き (1000形)
琴平(09:21)〜坪尻(09:50)

のどかだね〜①

列車交換@特急と②

トンネルの中を走る③

坪尻駅のホームから④

2分の停車で発車する⑤

 琴平行きの普通列車1243Mと、それと接続する阿波池田行きの4243Dの待ち合わせ時間は、わずかに2分しかありません。さっさと阿波池田行きの1000形に乗り込んで・・・、列車は9:21に琴平を発車しました。

 土讃線の琴平から先は非電化区間となり、車窓も電化区間よりものどかなものになります[①]。6分で到着する隣の塩入では、3分停車して、上りの列車と交換を行います。交換相手はアンパンマン列車の2000系の特急でした[②]

 さて、この阿波池田行きの普通列車で目指すのは、秘境駅として知られる坪尻駅です。今回の旅は、一応バースデイきっぷを最大限に活用して、列車に乗ってばかりの旅ではありますが、ひたすら路線の踏破をするだけではつまらない。そこで、「何か特徴のある駅で降りたりすることもしよう」と思い、その一環として、秘境駅として名高い坪尻駅を訪問することにしました。

 非電化区間には、電化区間には存在しないトンネルもあります[③]。トンネル内に入り、太陽の光が車内に入らなくなると、車内はだいぶ暗くなります。[③]番の写真は、讃岐財田〜坪尻間の猪鼻トンネルで撮影したものですが、この猪鼻トンネル、全長3845mと結構な長さがあります。

 猪鼻トンネルを抜けるとそこはもう坪尻駅なんですが・・・、スイッチバック駅となっているため、一旦阿波池田方の引き込み線に入ったうえで、進行方向を逆にして走り、坪尻駅に到着となります[⑤]

 まぁ、当たり前っちゃ当たり前なんですが、坪尻で降りたのは私1人だけでした。利用なんかしないでくれと言わんばかりの立地で、地元の人のためにあるというよりは、鉄道好きの人のためにある駅という感じ。そして阿波池田行きは、2分の停車で坪尻駅を発車していきました。



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