駅弁を食べ終えて少しすると、15:17発の鳴門行きの列車がやってきました[①]。車両は正面右下に食パンマンのシールを貼りつけた1200形です。
今回の旅行の計画段階では、この鳴門行きの普通列車に始発の徳島から乗車する予定だったのですが、少しでも特急列車に乗った方が得をするし、それにうずしお18号に乗れば池谷駅で下車することができるということで、計画を変更し、徳島〜池谷はうずしお18号で移動し、池谷からこの普通列車に乗ることになりました。
列車は池谷を出ると、右へ大きく進路を変えて進行。次の停車駅の阿波大谷で、一番運転席寄りの席に座っていた人が下車したので、そこからは、私が一番運転席寄りの席に座りました。車両前面の窓との間には距離がありましたが、一応、前の車窓を見やすい席ではありました[④]。
列車は教会前、金比羅前など、バス停のような名前の駅に停車しながら鳴門へ。しかし、鳴門線はどうも線形がかなり悪いようで、スピードは出ず、列車はのろのろと情けない走りを披露してくれます。池谷〜鳴門間の距離は8.5kmで、所要時間は17分ですが、その随分とのろのろした走りのせいか、17分という実際の所要時間以上に長くかかったように感じられました。
そして15:34、終点の鳴門駅に到着[⑤]。途中、少しは乗客の入れ替わりもありましたが、池谷で私が乗車した時点で乗っていた人のほとんどは、終点の鳴門まで乗車していました。駅名標には、徳島駅の駅名標に徳島アンディゴソックスのロゴマークが貼り付けられていたように、徳島ヴォルディス(サッカチーム)のロゴマークが貼り付けられていました。これにて鳴門線は全線乗車達成です。
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