昨日は大湊線の全線乗車を果たしましたが、今日はまず津軽線の全線乗車を果たそうと思います。津軽線は青森〜蟹田間を結ぶ路線で、蟹田〜中小国間はいわゆる津軽海峡線に組み込まれていて、特急や貨物も往来する区間です。中小国から先の、中小国〜三厩間はJR東日本でも屈指のローカル区間となり、列車は1日に僅か5往復しか走りません。三厩まで乗ろうと思うと、時間帯が限定されてきます。
中小国(蟹田)〜三厩間を走る5往復のうち、1往復は青森〜三厩間を直通で走りますが、残りの4往復は蟹田〜三厩間の運転です。私がこの後乗ることになる三厩への列車も、蟹田が始発。ですから、まずは蟹田へと向かいましょう。
新青森〜蟹田の往復分の特急券を指定席券売機で購入しました[①]。新青森〜蟹田間は運賃計算岐キロでも50qまでに収まるので、特急料金は、自由席なら500円です。往復ともスーパー白鳥号に乗りますが、行きは新青森始発ですし、蟹田まで40分とかからないので、自由席で良いでしょう。
帰りはスーパー白鳥30号に乗りますが、途中駅からの乗車で、普通車指定席は満席。となると、自由席は座れない可能性があります。新青森までせいぜい35分しかかからないところではありますが、できれば座りたいですし、少しだけ空席があったグリーン車に乗ることにしました。行きが普通車(自由席)なので、帰りも普通車では同じになってしまって面白くない、という意味合いもありますが。
昼間の新青森駅は、夜とはまた違った姿を見せてくれます[③]。ほぼ全面ガラス張りとなっている駅舎の突出部は、外から停車する新幹線の車両の姿も見えます。昨晩の新青森駅は荒天でしたが、今は良い天気ですね。
新青森駅には、あおもり旬味館という様々な土産物屋が集合した場所があります。この後乗るのはスーパー白鳥11号ですが、その発車時刻までは少し時間があったので、そこで青森土産を物色しました。旅はまだまだ途中ですから、これから先の移動を土産の紙袋と共にするわけにはいかないので、購入した物は全て宅急便で自宅へと発送しておきました。
在来線の1番線ホームへとやってきました。特急スーパー白鳥11号は新青森を10:16に発車します[④]。この列車は東京を6:28に発車する、東京発の定期の下りはやて号の1番列車である、はやて11号と接続するという重責を担っています。
1番線に停車する789系[⑤]。新青森〜青森間は乗車券のみで特急列車の普通車自由席に乗車することができます。主に新幹線からの乗り換え客に向けてでしょうが、ホームでは、駅員が「ここは自由席③号車の乗車口です」と書かれた看板を持って、自由席車両への誘導をしていました。なお、(スーパー)白鳥号は、隣の青森で進行方向が変わるため、座席は青森以降で正面向きになるように設定されています。
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