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青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸



入り口

ファンネルマーク

ここから入場

展示物

元グリーン船室の座席を配置

グリーン船室の座席

GREEN CARならぬ・・・

外は大雪

寝台室?

乗務員室

 今回の旅で青森を訪れるにあたって、どうしても行きたいところがありました。それは、「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」。ここを来訪することは、たとえ日本海号に遅延が発生して、旅程が狂ったとしても、外せないものでした。

 青函連絡船の八甲田丸として使われていた船が、そのまま博物館として使われているので、例えば、グリーン船室の座席があったり、寝台室や乗務員室がそのまま残っていたりと、ただ単に資料などをかき集めて、青函連絡船や八甲田丸の歴史その他もろもろを紹介しているだけの博物館ではないんです。現役時に使われていたものが、そのまま残っているというところが大きな特徴でしょう。

 八甲田丸には車両甲板というものがあり、その名の通り、鉄道の車両を積載する場所として使われていました。今でこそ、青函トンネルがありますから、車両も線路の上を走って本州と北海道を行き来できますが、青函トンネルがなかったころは、車両も人と同じように船に載って本州と北海道を行き来していたんですね。

 この車両甲板には、なんとキハ80系も保存されています。甲板内にあるので、状態は比較的良好で、きれいです。ぶっちゃけると、このキハ80系を見ることを目当てに八甲田丸へやってきたと言っても過言ではありません。いや、本当にキハ80系が見たくて仕方がなかったもんですから・・・。

 なお、車両甲板には9両の車両が保存されていますが、いずれも車内などへは入れません。内装・座席好きを公言する(自己紹介のページには書いていないけど・・・)私としては、もしキハ80系の車内に立ち入れたなら、もう感涙むせび泣き男泣きなんですけれどもねぇ。

 この車両甲板のフロアに降りてきたとき、なんだか騒がしいと思ったら、12月25日という日付もあってか、クリスマスライブを行っていました。で、そのときに演奏されていたのはこの曲でした。このときのクリスマスライブで聴くまで、曲の存在も知りませんでしたが、うん、なかなか良いんじゃないですか?悪くないと思いますよ。

 日本海号が定刻で青森に到着していれば、八甲田丸の見学時間は、約1時間50分くらいはありました。日本海号の遅延によって旅程を組み直しましたが、それでも八甲田丸の見学はしたいと思っていたので、1時間20分弱程度ながら、なんとか見学時間は作れました。


写真展示

貴賓室?

すごいね

乗船券のいろいろ

エレベーターで下へ行くと

車両甲板

キハ80系!

妻面

片目がない・・・

複雑怪奇





列車休憩所のキハ27形
DC 27

3両のキハ27形①

だいぶ朽ち果てているが・・・②

正体はこれ③

 青森駅から八甲田丸に歩いていくときに目についたのが、3両の気動車[①]。キハ58系のように見えますが・・・、いったい何なのでしょうか。その正体が知りたくて、八甲田丸の見学を終えた後、近寄ってみることにしました。

 案内板のようなものが立っていたので、それを見てみると、そこには「列車休憩所利用者心得」と書いてありました[③]。なるほど、そういうものだったんですね。ちなみに、あとでインターネットで調べたところによれば、この3両の気動車はいずれもキハ27形であるようです。

 利用者心得には、利用期間は4月29日〜10月末日と書いてあるので、もともと利用期間外ではあるんですが、ホームレスの住み着きや車体の老朽化により、今は利用期間内であっても、残念ながら利用はできないようです(車内への立ち入りができない)。







奥羽本線666M 弘前行き(701系)
青森(15:29)〜新青森(15:34)

弘前行きに乗車①

701系②

 次は、701系の弘前行きの普通列車に乗って、新青森へ向かいます。そのあと、新青森で東北新幹線へ乗り換え、2010年12月に新規開業した区間である、新青森〜八戸間に乗車します。

 これから乗る15:29発の弘前行きの普通列車は、新青森15:42発の東京行きのはやて32号に接続します。青森〜新青森間は、特急列車の普通車自由席に乗車券だけで乗れるので、新幹線との接続列車が701系の普通列車だと、ちょっと損した気分かも?



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