−6−
※各画像はクリックすると拡大します。

十    日    町    駅
Tokamachi Station

駅名標①

雪とキハ110系②

十日町③

駅舎④

謎の駅名標⑤

待合室にあるストーブ⑥

ほくほく線乗り場へ⑦

スプリンクラーで消雪⑧

いざ直江津へ⑨

 人口約58000人の十日町市の中心駅が、ここ十日町駅です。1927年の駅開業以来、長い間、飯山線の単独駅でしたが、1997年に、同年に開業した、北越急行ほくほく線としての十日町駅が新設され、これにより、十日町駅は飯山線とほくほく線が接続する駅となりました。

 同じく2路線の接続駅である、つい先ほどまでいた越後川口駅とは異なり、十日町駅は駅員がいて、駅とその周辺で見られる人の数がそれなりにあって、またタクシーが常駐し、送迎の車の発着もあったので、割と活気はあったように思います。

 十日町駅に下車したときから、既に雪は降っていましたが、その降り方はだんだんと激しくなり、気が付いたら、はくたか2号で辿り着いた直江津駅以来の大雪となっていました[④]。その雪のすごさは、雪の下で傘を差して立っていると、降ってくる雪が傘の上に徐々に積もっていって、傘のがだんだんと重くなっていくのを感じることができるくらいでした。それぐらいの雪だったので、逃げるように駅の待合室へ。

 その待合室の中で見つけたのは、JR東日本の長野支社ではお馴染みの、写真入りの駅名標[⑤]。しかし・・・、この待合室は改札外にあるものです。改札外にその駅の駅名標があるというのは、今までに見たことがありません。また、取り付け位置が高く、その下には自動販売機があるので、これを背に記念撮影なんてことはできません。ますますその存在意義に疑問符。

 雪国の駅らしく、待合室の中にはストーブがありました[⑥]。以前に別の旅行記で書いたような気もしますが、旅の面白さの1つは、「その土地、その場所でしか見られないものや出会いがある」ことだと思うんですよね。それこそ、こんなストーブなんて、東京近郊の駅にはないですからね。

 では、次の列車に乗りにいきましょうか。改札を抜けて飯山線のホームへ行き、そこから跨線橋に繋がる階段を上り、跨線橋を渡って、ほくほく線の乗り場へ向かいます[⑦]。東北応援パスはJR東日本の全線に加えて、北越急行ほくほく線と伊豆急行線の利用が可能となっています。ですから、改めてほくほく線の乗車券を買う必要はありません。

 激しい雪はまだ収まりません。それでもほくほく線の線路上に雪がほとんどないのは、線路脇に設置されたスプリンクラーのおかげというところでしょうか[⑧]。絶え間なく水を四散させ、高架上に雪が積もらないようにしています。

 そしてホーム上で待つことしばらく、HK100形の直江津行きの普通列車が到着しました[⑨]。定刻より5分ほど遅れの到着でした。







ほくほく線・信越本線848M 普通列車 (HK100形)
十日町(19:34)〜直江津(20:16)

駅舎①

駅前の道路②

 848Mは元々、十日町で10分の停車時間がとられているので、5分延着でも定刻で発車できるだろうと思っていましたが、遅れている対向列車を待ったため、結局定刻よりも遅れて十日町を発車しました。ほくほく線はトンネルが多く、元々車窓は期待できないんですが、今はさらに夜なので、車窓を楽しむことはまずできないでしょう。

 十日町を出て最初に停車する駅はまつだい[①]ですが、十日町とまつだいの間は13.3kmもの距離があり、所要時間も9分と長いです。百人一首をまとめた紙を読みながら時間をつぶし(通常は車窓を楽しんで時間をつぶしますが、車窓を楽しめそうにないうえに、ほくほく線は今朝、はくたか2号で乗ったし・・・)、列車は終点の直江津に到着。約7分遅れでの到着でした。






直    江    津    駅
Naoetsu Station

だーれもいない①

Suicaがタッチできない違和感②

はくたか24号に乗る③

115系④

1号車乗車口で待つ⑤

 再びの直江津駅。11時間半ぶりくらいでしょうか・・・。朝来たときは、待合室や券売機、窓口の前にたくさん人がいて、なかなか活気があるという状態でしたが、そのときとは一転して、夜の直江津駅は、ろくに人がいないという状態でした[①]。でも、同じ駅なんですよね。

 直江津駅は1日平均の乗車人員が約2700人という駅ですが、自動改札機が導入されています。東北応援パスは自動改札機に対応した名刺サイズの乗車券なので、自動改札機の利用ができますが、なんだか設置されている自動改札機に違和感を覚えるんですよね。何に対してそう思ったのかというと、Suicaをタッチするところが設けられていないこと[②]

 最寄駅はSuica対応の自動改札機が導入されていますが、直江津駅はSuicaが利用できない範囲にあるので、Suicaは非対応です。そのため、Suicaをタッチするところがないことに違和感を覚えました。「妙だな」と。

 次に乗車する列車は、福井行きの特急はくたか24号[③]。これに乗って、富山へ向かいます。ただ、直江津より富山側、すなわち北陸本線はJR西日本の路線であるため、東北応援パスでの乗車はできません。そのため、直江津〜富山の乗車券を別に用意しています。

 はくたか24号が到着する3番線に降り立ち、1号車乗車口へ[⑤]。そして列車の到着を待ちますが、はくたか24号は少し遅れているとの放送が流れました。まぁ、はくたか号はほくほく線を走ってやってくる列車で、848Mがそうだったように、今ほくほく線は遅延が発生していますから、遅れているのも仕方がありませんね。

 もう1つ、今日の朝に直江津駅にやってきたときとは違い、しとしとと雨が降っていました。だいぶ寒いですが、雪ではないんですね。



                  10  11  12  13  14  15  16

DISCOVER どこかのトップへ

66.7‰のトップへ