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はまなす号は、JR線で最後の定期急行列車でした。2016年3月の北海道新幹線開業によるはまなす号の廃止は、JR線からの定期急行列車の消滅を意味しました。 また、2008年の銀河号の廃止以降は、唯一の客車急行列車でもありましたそれだけに、はまなす号は色々な「唯一の・・・」を背負っていたのです。 この列車の特徴の1つは、多様な設備設定。普通車自由席、普通車指定席、開放B寝台車、そしてカーペットカーの4種類の設備が設定されています。 予算や利用区間、目的に応じて、4つの選択肢から選ぶことができます。 はまなす号は、1988年の青函トンネルの開通と同時に運転が開始されました。夜行列車ではありますが、実は国鉄時代からの列車ではないのです。 しかし、使用する客車は青い14系と24系で、使用する機関車はED79形とDD51形。JR世代の車両は一切絡んでいません。 青い客車を全区間に渡って国鉄時代の機関車が牽引する急行はまなす号には、国鉄時代からの列車という雰囲気さえあり、 座席車が連結されていた点も含めて、”ちょっと懐かしい、一昔前の夜汽車旅”を味わうことができた夜行列車でした。 ![]() ![]() ![]() ![]() 夜汽車の残像トップへ ![]() |