※各画像はクリックで拡大します。
1998年に運転を開始した寝台列車で、従来の客車の瀬戸号と出雲2・3号を置き換える形で登場しました。 ダイヤは、航空機の最終便より遅く出て初便より早く着くことを意識したもので、所要時間も、客車時代と比較すると、電車化でだいぶ短縮されました。 品川駅で車両の展示会を行ったり、東京駅で運転開始記念の式典を行ったり、24系の電源車から電源を供給して走らせる試運転をしたりと、 運転開始前後には、寝台列車の新時代の展開を思わせる期待を見せましたが・・・、結局、交流区間への進出もなければ、車両の増備もなく。 ”あさかぜ”の285系版ともいえる、サンライズゆめ号なる列車が走っていたときもありましたが、いつしか運転されなくなりました。 一方で、サンライズ出雲号の人気の高まりを受け、2014年度年末年始より、臨時便であるサンライズ出雲91号・92号の運転が開始されました。 上下ともに極めて鈍足で、殊に東京〜山陰間での実用性は皆無に等しいですが、2014年度年末年始・2015年夏季・2015年度年末年始と設定され、 以後、毎GW・毎お盆・毎年末年始には必ず設定が行われる、繁忙期お馴染みの列車として定着しつつあります。 運転している区間の関係上、私はサンライズ瀬戸・出雲号にはかなり縁があり、これまでに36回(2020年5月時点)は乗車しています。 もっとも、そのために飽きてきたのか、ここ最近は、乗るときに高揚感などはあまり感じなくなり、感覚的にも「山手線とかに乗る」ような具合に・・・。 ![]() ![]() ![]() ![]() 夜汽車の残像トップへ ![]() |