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心なしか、川に雨粒が打ち付けて、川面が躍っているように見えます。まあ、今回に関していえば、今日こうしてにちりんシーガイア24号が全区間で運転されていること(ひと頃は宮崎空港〜大分間で部分運休)、飛行機が欠航にならなかったこと、極端な悪天候ではないこと、・・・など、あらゆるハードルを乗り越えて「にちりんシーガイア24号の1号車8番室に来られたこと」だけでも良しとせねば。

 ホテルAZは、主に九州に展開しているホテルで、5色の虹(なぜか7色ではない)が描かれた建物外観と「4800円朝食付き」や「シングル4800円」のネオンサインが特徴的です。全国規模のチェーン店とは異なり、ロードサイド型の店舗展開が基本で、駅前にはまず出店しないのですが、宮崎佐土原店だけは、駅前徒歩1分という立地を誇っています(なお、ここに掲載した写真は、佐伯駅から車で5分の大分佐伯店)。

 19:49に佐伯に到着したころには、外はあいにくの雨となっていました。







































海崎駅付近で見えてくるプラントの灯りは、元太平洋セメント大分工場の設備。セメント工場としては既に閉鎖しており、残された設備を改造して、erexという会社(クリーンエネルギーによる発電を事業としている模様)のバイオマス発電所として稼働しています。いま車窓に見えている煌々とした設備がそれにあたるようです。

 浅海井駅で見えてきた明るい光。その正体は、佐伯行きの885系特急ソニック号でした。大分発着が基本となるソニック号ですが、このように佐伯発着便のほか、中津発着便の設定もあります。

 そろそろお腹も空いてきたので、夕飯を・・・というところなのですが、ここで夕飯として食べるのは、宮崎空港駅にあるコンビニで買いこんだおにぎりとサンドイッチ。宮崎空港駅では駅弁は販売しておらず、かといって宮崎駅では、駅弁を買いに行けるほどの停車時間は設定されていません。車内販売はほとんどと言って良いほど使わない私ですが、こういうときばかりは、「あったら良かったかも」。

 津久見駅では大雨になっていました。ここまで耐えてきた天候も、いよいよ悪くなってきたようで・・・。




































津久見と臼杵は隣同士の駅ですが、間には山があり、トンネルで一山を越えます。大雨になってしまった天候は、「サンライズ瀬戸・出雲号の個室内から見るような星空が見えないかな」という淡い期待を抱いていた私の心を、見事に砕きました。窓越しに空を見上げてみても、そこにあるのは、厚い雲が延々と広がる世界。

 かくして、津久見の次は臼杵です。にちりんシーガイア24号の停車駅には杵築もありますが、どちらも杵の字が入り、そして大分県内です。




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