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ボンネット型車両を使用する最後の定期列車、それが急行能登号でした。また、上野駅に出入りする最後の国鉄色の優等列車でもありました。 2010年3月のダイヤ改正で臨時列車となり、それ以降は、JR東日本の電気釜の485系による運転となりました。その臨時運転も、2011年度で終了しました。 寝台特急北陸号と運転区間が一致し、また運転する時間帯も非常に近かったことが特徴であり、「お金のある人は北陸で」「節約したい人は能登で」という すみ分けもあったかもしれません。定期運転を終了したのも同じ2010年3月改正(北陸は”廃止”)で、北陸号との結び付きは、かなり強いものがありました。 能登号の489系には、間合い運用として、JR東日本区間内でのホームライナーの運用がありました。 夜行列車として非日常的な時間を演出する一面と、家路を急ぐ者たちの足となる働き者な一面と、489系は、ふたつの顔を持っていました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 夜汽車の残像トップへ ![]() |