春、去る者たちへ哀悼の意をこめて・・・。
能登、雷鳥、500系のぞみ号惜別乗車の旅 5


ゆ〜きやこんこ、あ〜られや(以下略)
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水上駅 よ〜く目を凝らしてみると、停車したのは水上駅でした。

水上駅は能登号・北陸号・あけぼの号の上下、ムーンライトえちご号の上りがそれぞれ運転停車をするという、かなり運転停車が多い駅です。
まぁ、そのようなことは別に名誉ではありませんけれども・・・(笑)
107系 進行方向左側がホーム側で、107系が停車していました。 車体こそ新製ですが、走行機器などは165系などの急行形車両の流用。足回りは相当老朽化が進んでいるような気もするのですが、日光線で運用される107系が専用塗装に塗り替えられているあたり、まだまだ活躍しそうです。
ラウンジカー 水上駅を発車すると、今度は直江津駅まで本当に一切停まりません。

さて、6号車の半室は、489系が特急白山号で運用されていたころから存在する、ラウンジとなっています。白山号で運用されていたころは、正式な名前を「ラウンジ&コンビニエンスカー」と言い、簡単な料理の販売なども行っていました。

今ではただのフリースペースとなっているのですが、真夜中でも自由席の人がソファで寝ていたりすることがあるというのはちょっと残念ですね。
ASAHI 端っこには、アサヒの自動販売機が置かれています。ただし、アルコール類はなく、温かい飲み物も販売していないようです。
また、価格も一般的な自動販売機の10円増しとなっております。

ただ車内販売が一切ないので、一応の食料確保の手段にはなります。
椅子 窓際には、金属製の簡単な椅子が並べられています。

ここに座りながら、流れ行く夜景を飲み物を片手に眺める・・・、というのも良さそうです。
カウンター こちらはカウンター。このラウンジで料理の販売などを行っていたころは、これが販売カウンターとなっていたようです。

ラウンジ&コンビニエンスカーとしての営業が終了し、フリースペースと化した後も、調理用の電子レンジがカウンター内に置かれていたそうですが、今はもう撤去済み。。
カウンター内 カウンター内。
水が出てくる先端部分が取られた蛇口が何とも言えない哀愁を漂わせます・・・。
バ「ヤ」リース カウンターの端に捨てられていた、というか置かれていた、中身のないバヤリースの缶。
いや別にこの画像に意味は何一つとしてありません(笑)

ちなみにどうでも良いことですが、小学5年生あたりまで、「バリヤース」と勘違いしていました。
モハ489−19 車端部に行き、車両番号を見てみると、どうやらこの6号車は「モハ489−19」という車両であるようです。
−モハ489−19

1972年10月27日、近畿車両で落成。
落成後は向日町運転所に配置される。
1973年3月15日付けで金沢に転属。
1989年1月にラウンジ&コンビニエンスカーに改造。合わせて白山色に?
白山号の廃止後、国鉄特急色に戻される。
名所写真 屋根に向かってカーブするあたりには、石川県の名所の写真が飾られています。
この画像の写真は「雨晴し海岸と立山連峰」

実は私は列車の車内から眺める車窓が好きなことが高じて、日本の風景も好きになってしまっています。うーん、一度この景色を生の目で見てみたいものですね・・・。
その2 こちらは「菜の花と白山」
白い絨毯 眠くはないのですが、身体が何となく疲れてきている気がしてきたので、車内散策をやめて自席に戻ってきました。
窓越しに外を見ると、「白い絨毯」が下に広がっていました。

ちなみに、4号車のグリーン車と6号車の半室ラウンジを行き来するためには、自由席車を通る必要があるのですが、指定席・グリーン車が共に満席だったのとは裏腹に、自由席はガラガラ!
座席を向かい合わせにして、足を投げ出す人も見られるほどでした。

「指定席が満席だったのでグリーン車の窓際にする」という選択をせず、自由席にしていれば・・・(泣)
駅通過 誰一人としていない(当たり前と言えば当たり前だが・・・)、駅を通過。
しかし、駅舎内の電気は防犯上の観点からか点いており、随分明々としていました。
越後湯沢通過 2時22分、越後湯沢駅を通過。
先程の駅と同様電気は点いており、車内が暗いこととも相まって、妙に眩しく見えました。
・・・さて、一応能登号も「夜行急行」です。
寝なければもったいないので、そろそろ寝ることとします。

といっても、過去3度座席夜行に乗車したことがありますが、まともに眠れた試しが1度もありません。
今回はどうなるでしょうか・・・?
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★雪の中を能登号は疾走し、一路金沢へ・・・★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

ZZzzzz・・・・・・
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