
信越本線3324M 妙高4号 (189系)

直江津(10:13 実際は11分遅発)〜長野(11:53 実際は2分延着)
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イラスト入りのヘッドマークもある① |

リクライニングシートが並ぶ② |

座席③ |

チケットホルダー④ |

なんと気持ちの良い晴れか⑤ |

信州色の115系⑥ |

スイッチバック駅・二本木⑦ |

雪はすっかり消えた⑧ |

長野に到着⑨ |

駅名標⑨ |
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189系の前面に愛称表示部分には、イラスト入りのヘッドマークが表示されています[①]。黒文字の「普通」の2文字だけではなく、きちんと専用のヘッドマークが用意されているのは良いことですね。
妙高号には指定席が連結されていますが、今回は自由席に乗ります。せいぜい510円だから、「妙高」と印字された切符目当てに指定席券を買って、指定席に乗ろうかなとも思っていたんですが、長野行きの妙高号の場合、自由席がフリーストップ式のリクライニングシート[③]だというのに、簡易リクライニングシートの車両(編成6両中、6号車のみ)が指定席に割り当てられるということを知り、自由席に乗ることにしました(笑)
自由席でも指定席でも間違いなく座れることに変わりはない(妙高号はそんなに乗る人は多くないと踏んでいましたし)のに、510円を払って、自由席に劣る簡易リクライニングシートに座るというのは馬鹿らしいですからね。しかも、フリーストップの座席は背面テーブルがあるのに対し、簡易リクライニングの座席は背面テーブルがないんですよ・・・。
③番の写真を見るとお分かりいただけるかと思いますが、妙高号の車内で列車の発車を待っていると、あの大雪が突然止み、太陽が出て晴れてきました。ほんの数分前まで、絶え間なく雪が空から降り続けていたのが嘘のようです。
遅れている金沢行きの特急はくたか号の到着を待った影響で、妙高4号は、直江津を11分遅れて発車しました。「また大雪の中を突き進んでいくことになるんだろう」と思っていましたが、まさかの天気の好転により、太陽の光が降り注ぐ、青空の下での発車となりました。
気持ちの良い青空、しかし地面はすっかり雪に真っ白に覆われているという信越本線を、妙高4号で上っていきます[⑤]。向こうの方に高架橋が見えますが、これは建設中の北陸新幹線の高架橋のもの。架線柱はまだ立っていませんでしたが、高架橋は既にできているようです。
新井駅で、下りの115系の普通列車と列車交換を行います[⑥]。天気は引き続き晴れです。天気予報は、長野県もクリスマス寒波によって雪が降り続けると言っていたような気がするんですが、良い意味で外れたのでしょうかね。
新井を発車した後、居眠りをしてしまったんですが、10分もしないうちに目覚めてしまいました。目覚めたとき、列車はスイッチバック駅、二本木に停車していました[⑦]。二本木はスイッチバック駅ということで、長野方へ走る→引き込み線へ入る→逆走→二本木駅ホーム→再び長野方へ走り出す、という流れで発着するので、もしかしたら、”逆走”をしたときに体が違和感を感じて目覚めてしまったのかも?
なお、この後、まだ少し寝ぼけているという状態のときに携帯電話に電話がかかってきて、突然の着信にびっくりし、慌てふためきながらデッキに向かいました(笑) 寝ぼけていなければ、落ち着いておもむろに座席から立ち上がり、デッキへ向かうことができたと思うんですが・・・。何せ、寝ぼけている状態のときに、いきなり携帯電話のバイブレータが動き出したわけですから・・・。
そういえば、上に「デッキに向かいました」と書きましたが、デッキへ行って通話ができるのは、この列車が特急型車両の189系で運転されているからこそですよね。これが普通の近郊型車両の115系であれば、着信に応答して通話をするわけにはいきませんよね。よく考えてみたら。
長野に近づいていくにつれ、車窓の雪はだんだんと減少。飯山線との分岐駅、豊野の辺りまで至ると、気が付けば車窓から雪はすっかりと消え、草木がその姿をのぞかせていました[⑧]。なんだか、クリスマス寒波なんて存在しませんでした、とでも言うような感じですね。
妙高4号は始発駅の直江津を出てからというもの、ずっと、日中の普通列車らしい、混み合いもしないのどかな雰囲気の車内でしたが、終点の長野の1つ前の駅、北長野で高校生?が一気に大量に乗車!座席が全て埋まるどころか、車内の通路、デッキでも乗ってきた高校生たちが立ちんぼうという、あたかも朝の通勤・通学ラッシュかのような状況になってしまいました。
しかも、片開き2ドアでデッキがあり、車内はリクライニングシートという189系なものですから、高校生が乗り切るのに時間がかかるかかる・・・。
そんな状況で、11:55、終点の長野に2分遅れて到着しました[⑨]。妙高号とはこれでお別れです。リクライニングシートで快適でしたから、もう少し乗っていても良かったかな。
189系はこの後、折り返しで直江津行きの妙高号となりますが、直江津行きの場合は、フリーストップの座席の車両が指定席に割り当てられます。これだったら(直江津行きだったら)、何の迷いもなく指定席券を購入して、指定席に乗るんですけれどもねぇ。
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