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※各画像はクリックすると拡大します。

客室空間が狭くなってしまう2階建て車両ですが、さすが新幹線車両のE4系。
在来線車両よりも車体を大きくできることを活かして、2階席にも荷物棚があります。

同じ2階建て車両でも、車体が小さな(新幹線車両よりは)在来線車両だと、1階席には荷物棚があっても、2階席には荷物棚がありません。

E4系にはこうして荷物棚がありますから、大きなリュックを持ってきている私も、足元にそのリュックを置くことなく、荷物棚に収めて、広々とした足元の空間を確保できました。
そして17:00ちょうど、定刻で下車駅の高崎に到着しました。
だんだん陽が長くなってきたとはいえ、まだ2月初旬。もう辺りは暗くなってきています。

1つ意外だったのは、思っていたほど高崎での下車がなかったこと。
ガーラ湯沢へスキーをしに行っていた人たちは、大宮や東京からの人が多かったでしょうかね。
駅名標。北陸新幹線の分岐駅なので、駅名標も、一方は2つ駅名が書かれています。

高崎に戻って来たくらいでは、まだ「帰ってきたな」という感じにはなりませんが、前のページに書いたように、雪が見られなくなったので、そのせいで「関東に戻ってきた」とは思ってしまいます。
発車標を見ると、「Maxとき Maxたにがわ」の表示がありました。併結列車のようです。

私はてっきり、もう併結した状態で来ると思っていたので、この列車の到着を待つことなくホームを後にしたのですが・・・、実は高崎駅で併結をするのだったようで。

あー、もったいない!そのことを事前に知っていれば見ていたんだけどなぁ。。。
ホームを後にして下に降りてくると、LEDによる列車の編成案内がありました。

鉄道におけるLEDというと、私は発車標や行き先表示機、車内の情報表示機などで使われているのしか見たことがなかったので、こんな使い方もされているとは、これを見て初めて知りました。

外枠には、「は、禁煙車」と書かれていましたが、よく考えてみると、JR東日本の新幹線・特急列車は、全列車が全車禁煙。喫煙車は1両もありません。

極端な話、その説明は書くが必要ないうえに、LEDの案内に喫煙車のマークを表示させる必要もないといえばないんですよね。
次に乗車する列車は、八高線の17:35発の児玉行き。高崎(倉賀野)からは八高線に乗って、八高線の全線乗車を果たしたいと思います。

ちなみに、八王子〜倉賀野を結ぶ八高線のうち、川越〜倉賀野間は非電化。
久留里線と共に、数少ない東京近郊での非電化区間です。
さて、17:35発の児玉行きの発車まではまだ時間があります。

何をして時間を潰そうかなと思っていたところ、乗り換え通路の発車標に「特急草津84号」の表示があることに気が付きました。

草津号は185系が使用されている列車ですが、「そういえば185系といえば、最近80系っぽい湘南色に塗装した編成が出てきたよなぁ。アレが充当されていないかな?」

というわけで、湘南色の185系に会えないだろうかという望みを持って、8番線にやってきました。
はたして、湘南色の185系は草津84号に充当されているのか・・・?
結果は・・・、うーん、残念・・・。普通の塗装の編成が充当されていました。

まぁ湘南色の編成は1編成しかなく、遭遇確率は1/9ですから、遭遇していたとしたら、それはまさに奇跡としか言いようがなかったのですが。
草津84号の発車を見届けて、再度乗り換え通路に上がってくると、2011年3月5日から営業運転を開始した、E5系「はやぶさ」の広告を発見しました。

高崎駅は上越新幹線の駅で、東北新幹線しか走らないE5系が来ることはありませんから、なぜ高崎にE5系の広告を?とも思いましたが、それだけJR東日本が自信を持って送り出す車両ということなのでしょうね。

テレビを見ていても、たびたびE5系のCMを見ましたしね。(このCMがまた格好良いんですわ)
211系。何度か乗車したことはあり、普通車・グリーン車(2階建て車)ともに乗車していますが、平屋のグリーン車にはまだ乗車したことがありません。

かつては、東海道本線の113系にもあった平屋のグリーン車。
しかし、113系のグリーン車がなくなり、JR世代のE217系やE231系のグリーン車は2両とも2階建て車両という今、平屋のグリーン車があるのは211系が唯一。

211系の平屋のグリーン車は、実は今、ちょっと乗ってみたい車両の1つだったりします。
211系が停車していたホームの上を見てみると、あけぼの号の乗車口案内がありました。

これは私のことですが、夜行(寝台)列車に乗るときというのは、実際に列車がまだ来ていなくても、乗車口のところで待っているだけでも不思議とわくわくするんですよね。

あけぼの号・・・。ここ最近は、撮影するだけで乗っていないのですが、乗りたくなってきましたね。
おっと、また乗りたいものが増えてしまった(笑)
ホームで適当に時間を潰していると、EF510形が牽引する貨物列車がやってきました。

そこで、歩いてホーム上を移動し、EF510形が撮影できそうな位置に移動しますが、移動中に発車。仕方なくとっさに流し撮りをしました・・・が、失敗。

それにしても、EF510形500番代は本当に格好良いですね。いや本当に
EF510形500番代は、常磐線で貨物列車を牽引する運用にも就いていますから、地元でこの機関車が見られるというのは、正直なところ、嬉しくてたまりません。
では、そろそろ乗ることにしている児玉行きの列車に乗車することとしましょうか。

八高線の列車は、切り欠き式の3番線からの発車です。
高崎駅3番線に停車するキハ110系。

先ほどまで隣に10両編成(15両?)の211系が停車していて、それを見ていますから、この八高線児玉行きの2両編成が、より一層短いものに見えます。

どうでも良いことですが、「こだま駅(=児玉駅・八高線)」、「ひかり駅=(光駅・山陽本線)」はあっても、「のぞみ」という名前の駅はありませんね(笑)

次は八高線に乗車して、八高線の全線乗車を果たします。
せっかく旅に出るのなら、少しでも未乗の区間を乗りたいんで・・・。
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