−14−

※各画像はクリックすると拡大します。

外に出てきて、駅舎を撮影。地面は濡れていたので、やはり雨は降っていたようです。

夜の闇にそびえ立ち、ところどころ眩しい光を解き放つ八王子駅の駅舎(駅ビル)。威圧感があるというか、存在感があるというか、なかなかカッコいい。

八王子駅。全列車が停車する駅にふさわしい、立派な駅舎を持っている駅ですね。
NEWDAYSで夕食を購入し、スーパーあずさ32号が到着する2番線にやってくると、中線にEH200形が停車しているのを発見しました。

今日、シーハイル上越号に乗車しているときと、大沢駅で列車を撮影しているときに遭遇していますが、まさかこんなところで出会うとは思いもしませんでしたよ。

今日という日は、どうやらEH200形と縁がある日だったようですな・・・。
2番線で列車を待っていると、4番線に松本行きのスーパーあずさ33号がやってきました。
これから先、曲線が連続する山岳区間へと挑んでいきます。

実はE351系は、JR東日本唯一の振り子式車両なのですが、その振り子も、これから乗車する八王子〜新宿間では残念ながら使用しません・・・。

逆方向(下り)への乗車だったら、自慢の振り子を体験できたんですけれどもねぇ。
20:35、LEDの愛称表示機を輝かせながら、スーパーあずさ32号がやってきました。

自由席乗車口ではこの列車を待つ人の列ができていましたから、私のように八王子から上りの特急に乗る人も結構いるようです。まぁ、良くも悪くもワンコイン500円で気軽に乗れますからね。

気軽に乗られるような列車が果たして特別急行なのかどうかはさておいても、(JR東日本のB特急料金区間は)自由席は50kmまで500円という安さはありがたいものです。

中央本線32M 特急スーパーあずさ32号(E351系)
八王子(20:36)〜新宿(21:06)
自由席は意外と乗っていて、「窓側の席に座れるかだろうか・・・」と少し不安になりながら席を探しましたが、なんとか窓側の席にありつくことができました。では、ここらで夕食にしましょうか。

自由席特急料金の500円で手に入れられたものは快適なリクライニングシートと速達性のみならず。このように、食事をするのにはありがたい、テーブルも得られました。

もし、スーパーあずさ32号に乗らないで、その前後の中央特快などに乗っていたら・・・?
テーブルのないロングシートに座りながら食べるか、もしくは、席にありつけず立つことになったので食べられず、となっていたかもしれません。
新宿までの所要時間は30分。夕食を食べ終えて、流れ行く都会の夜景を見ながら少しのんびりしたら、もう終点の新宿駅です。

新宿駅・・・。私が唯一迷子になったことがある駅で、いわば「鬼門」とも言うべき駅!
「スーパーあずさ 新宿」の方向幕を撮影したら、方向幕が回転しだしたので、止まるまでずっと1コマずつ撮影しましたが、1つ驚かされたのは「あずさ 長野」の方向幕。

今は、E351系はスーパーあずさ号として走っていますが、営業運転開始当初はただの「あずさ」として走っていました。そのため、あずさのコマがあることには驚きませんが、「長野」とは。

いやぁ・・・、長野行きのあずさ号が走っていたときがあったんですか。私は全く知りませんでした。
こういう珍しい行き先表示を見られるのは、方向幕ならではですよね〜。
ほとんど人がいなくなってしまった9番線に佇むE351系。
今日はもう下りのスーパーあずさ号はないので、この後は車庫へでも行ったのでしょう。

ご覧のように、E351系の先頭車両の前面には、大型のLEDの愛称表示機がありますが、何だかこれも行き先表示のLEDのようにPNG画像にして、がらくたLEDに置きたくなってきましたね。

で、それを見越して、このLEDの写真は撮っておきました。もしかしたら、いつかがらくたLEDでE351系の愛称表示のLEDを公開するかもしれません。ご期待下さい(笑)
「さて、そろそろ次の列車に乗ろうか・・・」と9番線から去ろうとすると、回送のE257系500番代が通過していきました。

回送とはいえ、一切通過する列車がない新宿駅を、列車が「通過していく」光景というのは、はたから見ていると何だかヘンな感じがします。

山手線 外回り(E231系500番代)
新宿(XX:XX)〜上野(XX:XX)
山手線の列車に乗って上野駅にやってきました。何時間ぶりでしょうかね?

しかし、こうして上野まで来ると、さすがに旅の終焉が近づいていることを感じずにはいられませんね。まだ終わったわけではありませんが、もう名残惜しい気持ちが湧いてきます。
連絡通路は、朝よりかは人の姿が見えましたが、それでも日中ほどではありません。

私も少ない人の流れに乗って通路を歩きます。
で、通路を歩いて目指すのは「特急のりば」です。

上野を22:00ちょうどに発車する、特急フレッシュひたち69号に乗車しましょう。
特急列車が発着する13〜17番線の特急のりばは地上ホームなので、12番線より若い番線のホームからは、こうしてエスカレーターなどを使って行きます。

上野駅でこういう長いエスカレーターを使って下へ下っていくと、なんだかこれから新幹線に乗るように気がしてきます(上野駅の新幹線ホームは地下深くにある)。
そしてエスカレーターを使って下へ降りてくると、私をはやぶさ号の広告が出迎えました。

私はまだ「寝台特急はやぶさ号」を知っている世代ですが、これから生まれてくる子供たちにとってのはやぶさ号というのは、「東北新幹線はやぶさ号」になるんですよね。

今の(2011/3/26現在)私は15歳ですが、そんな私でも、思わず「隔世の感がある」という言葉を使いたくなってしまいます。これが時代の流れか、なんて思いながら。

次に乗る特急フレッシュひたち69号は、この旅の最後の列車。
旅の最後を特急列車への乗車で飾るというのは史上初です。
                  10  11  12  13  14  15 

DISCOVER どこかのトップへ

66.7‰のトップへ