−3−

※各画像はクリックすると拡大します。


高崎線・上越線9765M 快速シーハイル上越号 (183系)
大宮(7:00)〜石打(9:52)
7:00ちょうど、列車は定刻で大宮駅を発車しました。最初の停車駅は隣の宮原駅です。

終点石打駅までの所要時間は2時間52分。長すぎず短すぎず、183系への乗車を楽しむには、ちょうど良い時間の長さだと思います。

大宮駅発車後の車内放送で流れたチャイムは、電子音の鉄道唱歌でした。
このチャイムを聴くのは、2005年11月に、当時はまだ183系で運転されていた、特急しおさい号に乗車した時以来、約5年3カ月ぶりです。

このチャイムが流れたとき、思わず言葉にできない懐かしさを感じました。
客室内。今時の車両と比べると、やはり古めかしい感じがしますね。

どうにも気になったのが、天井に枕木方向に取り付けられている、無数のプラスチック板(?)
デザイン・・・、とは思えないのですが、こうすることによって機能的に何か有利になることがあるともまた思えないわけで・・・。
上尾駅発車後、上りの寝台特急あけぼの号とすれ違いました。

時刻は7:11。定刻ならあけぼの号は6:58には上野駅に到着しているため、どうやらこのあけぼの号は遅れていたようです。

大宮駅でシーハイル上越号を待っているときに、本来は6:29に大宮駅に到着するはずのあけぼの号が見られなかったので、よくよく考えるとその時点であけぼの号が遅れていたことは自ずと分かったはずですが、その時は気がつきませんでした(笑)
鴻巣駅を発車して、熊谷駅へ向かって走行中。
この辺りになると、建物の密度も少なくなって、田畑なども見られるようになり、「郊外」という感じがしてきますね。

大宮駅をシーハイル上越号より6分早発する高崎行きの普通列車が先行していますが、シーハイル上越号はこれを追い抜かないので、あまり速度も出さず、のんびりと走ります。
7:38、熊谷駅に到着。知らない間に、写真入りの駅名標が設置されていました。

上越新幹線と秩父鉄道が接続する、高崎線においては主要駅に数えられる駅ですが、あまりお客は乗ってきませんでした。大宮駅同様、新幹線が利用できることが原因かもしれません。
熊谷駅を出て次に停車する駅は、隣の籠原駅。

ここでは、上りの熱海行きの列車が停車しているのが見えたのですが、何やらホーム後方にたくさんの人が。いったい何が起こっているのか・・・?

しばらくホームを見ていると、高崎方から5両編成のE231系が来ていることに気がつきました。
あぁ、なるほど。5両編成の増結を待つ人たちがたくさんいたというわけですね。
荷物棚には、普通車ながら、読書灯がついていました。
きちんと使えるのかどうか気になったのでスイッチを押したところ、ちゃんと点灯しました。

今後導入されゆくE657系にしても、287系にしても、最高速度は130キロ。もう在来線の高速化が限界に来ていて、これ以上の高速化はあまり望めないな、というのはひしひしと感じます。

これ以上の高速化が厳しいのなら、普通車にも読書灯をつけたりとか、枕をつけたりとか、足置きをつけたりとか、いろいろと設備を充実させてはどうでしょうか。
より性能の良い車両を導入することによる、列車の更なる速達化が無理でも、より設備を充実させた車両を導入することでサービス改善を図るというのはアリだと思うのですが。
EH200形とすれ違い。動輪が8軸の、H級の機関車です。

常磐線では見ることができない機関車ですが、なんでも、2010年12月4日のダイヤ改正から、EH500形が水戸以南でも見られる(でも深夜)ようになったそうで、形式こそ異なるものの、H級の機関車は、一応地元でも見られるようです。

・・・でも、深夜なんです(泣)
極端に遅れて、走行が日中にずれ込まない限りは撮影できないということなんですよね。。。
倉賀野駅に到着。ここではEF66形を見ることができました。

今日は大宮駅でEF210形、EF65形、シーハイル上越号に乗車中にEH200形、そしてここ倉賀野駅でEF66形を見ることができました。今日は機関車と縁があるみたいです。

ちなみに、倉賀野駅に停車するまでの途中停車駅の数は、倉賀野駅を含めて11/17。
結構こまめに停車していますね。
間もなく高崎駅に到着します。高崎駅では、倉賀野以南では見られない115系なども見られます。

高崎駅を境に、見られる車両が変わるというわけですが、路線も高崎駅を境に、高崎駅から先は上越線となります。始発駅の大宮から始まった高崎線もここで終わりです。
8:21、高崎駅に到着。ここまでの停車駅では、あまり人が乗ってこなかったのですが、さすが群馬県最大の都市・高崎市の中心駅、高崎駅。子連れの客など、多くの人が乗車してきました。

高崎まで来ると、「北関東に来たな」という感じがしてきますね。
高崎駅発車後、用を足しに行って、手を洗うために洗面所に行きました。

手を洗いに来ただけで、特にここでそれ以外に何かをするというつもりはなかったのですが・・・。
方向幕が入っている部分の下にある、手前に引いて開ける窓(?)を開けてみたくなったので、開けて外の新鮮な空気をちょっと吸ってみました。

高崎以北に来たからといって、驚くほど空気が冷たくなっていたということはありませんでしたが、暖房の効いている車内にずっといるものですから、その身には風は冷たく感じられました。

ところで、そもそも、この窓って何のためにあるんでしょう?ご存じの方がいらっしゃったら、ぜひ教えていただきたいところです。
デッキには、誰かのスキー板(スノーボード)が置いてありました。

列車は空席が目立っており、また日本人の性質を考えると、盗難の恐れはあまりないのでしょうが、そうは言っても、私は目の届かないところに荷物を置くのは怖いから嫌ですね。
「くずもの入れ」の標記は、国鉄独特の書体のもの。

そしてこの下にあるごみ箱が、ステンレスで作られた、何も飾りのない無機質な「箱」で、これがまた古めかしく、「国鉄らしさ」とかってこういうことなのかな、としみじみと感じたり。

高崎駅の次の停車駅は新前橋駅。
高崎駅・新前橋駅あたりが、だいたいシーハイル上越号の所要時間上の中間点になります。
                  10  11  12  13  14  15 

DISCOVER どこかのトップへ

66.7‰のトップへ