
のどかですねぇ① |

周参見に到着② |

2両編成で運転③ |

特急を先行させる④ |

見老津に到着⑤ |
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日中の普通列車で、2両編成で走っているくらいだから、さぞかし乗客も少なめで、ローカル線の列車然としているんだろうと思いながら乗りこむと、乗客は少なめなどということはなく、予想外の混雑でした。リュックを持った子供たちが目立ったと言うあたり、帰省客が多く乗っていたのかも。
田圃と山が見られる、のどかな風景を見ながら[①]、紀勢本線を”上って”いきます。ここで「おや」と思われた方もいらっしゃるかと思います。紀勢本線は亀山を起点とし、和歌山市へと至る路線なので、椿を基準とすると、和歌山市へ向かっていけば下り、新宮へ向かっていけば上りになるんです。
しかし上にあるように、この新宮行きの普通列車(というより、和歌山市〜新宮間を走る全列車)は上り列車でありながら、列車番号は下り列車に与えられる、奇数の番号が割り当てられています。逆に、下り列車には上り列車に与えられる偶数の番号が割り当てられています。天王寺を起点とし、和歌山へ至る阪和線へ(から)の直通列車があることが、列車番号の割り当て方が逆になっている理由だとか。
11:34に周参見に到着します[②]。周参見では11分という、長い停車時間がとられています。といっても、対向列車との列車交換をするため11分停車ではなく、後ろからやってくる特急スーパーくろしお3号を先行させる[④]ための11分停車です。今では、普通列車の続行運転で走る特急列車や、普通列車より遅い特急列車もありますが、やっぱり特急列車は「普通列車を差し置き、普通列車より速い」存在でないとね。
周参見の隣は、下車駅の見老津です。スーパーくろしお3号が遅れたことなどの影響で、見老津には15分以上遅れた12:12に到着しました[⑤]。「他に降りる人なんていないだろう」と思っていたら、私以外にも1人、降車があったので、少し驚きました。「同業者かねぇ」と思いましたが、見た感じや、その後、脇目もふらずさっさと駅から去っていったというあたり、同業者というわけではなさそうだったので更に驚き。
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