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※各画像はクリックすると拡大します。


東海道新幹線123A のぞみ123号(N700系)
名古屋(21:13)〜新大阪(22:06)

大都市の様相①

こんな時間でも②

新大阪に到着③

 名古屋からは東海道新幹線で西進します。本当は、「下呂駅の売店で晩飯を購入して、ひだ20号の車内で食べよう」と思っていたんですが、ひだ20号に乗るころには売店は既に閉まっていて、そのうえ、ひだ20号では車内販売もなかったので、実はまだ夕飯を食べていません。そこで、名古屋駅の新幹線ホーム上にある売店で駅弁を購入しておきました。

 乗車するのはのぞみ123号で、新大阪までの乗車です。名古屋〜新大阪間は50分弱しかかからないので、自由席でも問題なしと考え、自由席に乗車しますが、それにしても、もう21時を回っているのに、まだこれだけ乗る人がいるんですね[②]。列車の到着前から、自由席乗車口には長い列ができていました。名古屋と言えども、下りで21時を過ぎているならそんなに乗らんだろと思っていましたが、見込みが甘かったようで・・・。

 窓側の席に座ることこそできなかったものの、座席に座ることはできました。しかし、夜で、しかも通路側なので、誠に残念ですが、どうにも車窓の見ようがありません。ひだ20号はまだ窓側の席だったので、一応「暗闇を眺める」という行為もできないことはなかったんですが、のぞみ123号では通路側の席なので、もうアウト。通路を挟んで反対側の通路側の席に座っていた人が見ていた映画「GO」に時々目が行ったのは秘密。

 途中の停車駅は京都のみで、22:06に新大阪に到着[③]。実質、新幹線における大阪駅ですから、降りる人はさすがに多かったですね。







東海道本線845T 快速上郡行き(221系)
新大阪(22:21)〜大阪(22:24)

上郡まで行く①

新大阪②

221系6両③

3分で大阪④

 新大阪からは東海道本線に乗り、隣の大阪を目指します。言うまでもなく、新大阪〜大阪間は本数が多く、22時台になっても、4〜7分程度の短い間隔で次々と列車がやってくるようです[①]。そして当然、これらの列車はいずれも大阪に停車するので、大阪へ行きたければ、とりあえずホームに入ってきた列車に乗ってしまえば良いんです。

 発車標に表示されている列車のどれに乗っても良いわけですが、今回乗ったのは、22:21発の上郡行きの快速列車です。221系による列車でしたが、編成が6両と言うのは意外でしたね[③]。各駅停車では7両編成の207系や321系が走っていますが、各駅停車よりも短いとはね。

 列車は新大阪を出ると、淀川を渡って3分で大阪に到着します[④]








◆大  阪  駅◆


大屋根の骨①

これはない②

駅構内③

時空の広場④

そこからの眺め⑤

JR大阪駅⑥

巨大ガンプラ⑦

絶大な存在感と威圧感⑧

姫路行き新快速に⑨

福知山線直通⑩

 大阪駅にやってきました。今まで、大阪駅は、通ることは何度もありましたが、実際に下車してみるのは今回が初めてです。西日本最大の都市・大阪の中心駅とだけあって、往来する人の数も、列車の数も、尋常なものではありません。

 6面あるホームを覆うように、頭上には、巨大な大屋根が架けられています[①]。その骨組みを見ているだけでも、あまりの立派さに感嘆の息が漏れますね。当初の計画では、大屋根を取り付けて、各ホームの中央部の屋根は撤去することとしていましたが、雨が大屋根で防がれずに中に吹き込んでくることがあると分かったため、古い屋根を撤去した後、透明な屋根を取り付けることとしました。

 そういうわけで、大阪駅のホームには屋根が全くないところがありましたが・・・、ホームにはこんなものが[②]。駅名標を撮影したいので、駅名標を探してみたものの、いくら探しても見当たらない。そして見つけたのがこれ。それもそのはずですね、普通の駅名標は、”屋根から吊り下げる”ものなので、屋根がないということは吊り下げようがないわけで・・・。

 そういえば富山駅にもこのようなシールのような駅名標がありましたが、あちらはある程度厚みのあるしっかりしたものでした。しかし、大阪駅のものはかなり薄く、どうやら本当にシールのようです。そのためしわがあり、更に補強のガムテープが四辺に貼られているので、ちょっと見栄えが・・・。

 度重なる工事で大阪駅もだいぶ綺麗になったようで、駅構内も、清潔さのある、洗練された状態になっていました[③]。そして現在、大阪駅には、横たわるホームの上をまたぐようにして造られた、「時空(とき)の広場」と呼ばれる広場があります[④]。主な用途は待ち合わせでしょうが、鉄道好きな人にとっては、大阪駅を発着する列車と人の流れを眺めることができるという点において、大きな存在意義がありますね[⑤]

 南ゲート広場に、何やら怪しげなものが・・・[⑦]。いや、得体は知れている・・・、というか、分かりやすすぎますが。「●パッケージの写真・イラストと商品は多少異なりますのでご了承ください」の文言まであり、再現度は100%というところかもしれません。

 で、これはいったい何であるのかと言えば、プラモデルの展示ブースだそうです。残念ながら営業(展示)時間の設定があり、22:45ごろというのは、完全に時間外だったので、中に入って展示物を見ることはできませんでした。なお、既に撤去されています。

 そのまま南口を出て行って、駅舎を撮影[⑧]。圧倒的な存在感と威圧感です。一見すると、鉄道の駅と言うよりかは大企業の本社にも見えます。駅舎というよりはビルですからね。

 大阪駅では約1時間の滞在時間を確保していましたが、いつの間にやら、次に乗車する列車の時刻に近づいてきました。次も、東海道本線を西進します。乗車するのは23:20発の新快速、姫路行き[⑨]。大阪駅・平日23時台の東海道本線の下りは、11本の列車が発車していきますが、日中でさえ16〜17本であることを考えると、結構減っています。とはいえ、それでも多いですよね。



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