
東海道新幹線633A こだま633号(700系)

東京(6:56)〜熱海(7:45)
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新大阪行きこだま号① |

なぜか普通車は満席② |

700系は入線済み③ |

B編成での運転④ |

田町車両センターの様子⑤ |

通過待ちは宿命⑥ |

熱海に到着⑦ |

駅名標⑧ |

CMもやっていたっけか⑨ |
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飯田線、大糸線、高山本線のうち、まず一番最初に乗車するのは飯田線。飯田線といえば、豊橋〜辰野間を結ぶ路線。まずは起点の豊橋駅へ向かうために、東海道新幹線に乗るべく、東京駅へとやってきました。
これから乗車するのは6:56発の新大阪行きこだま633号です[①]。このこだま633号と、その30分後に出るこだま635号は、のぞみ号とひかり号に空席があるという状況にも関わらず、どういうわけか、終点まで満席となっていました[②]。こだま号は各駅停車という性質上、短距離の利用が主であるため、指定席の利用はそんなにはない(指定席の両数の少なさがそれを物語る)と思っていたんですが・・・。
15番線ホームへと上がると、既に列車は入線していました[③]。300系が引退してしまったために、車両も700系かN700系の2種類しかありません。こだま633号は700系による運転です。
行き先表示機へ目をやると、そこにあったのはLEDの行先表示機[④]。16両編成の700系で、LEDの行き先表示機というのは、JR西日本所属のB編成である証です。こだま633号が新大阪行きであるということが示すように、今回こだま633号に充当された700系B編成は、JR西日本所属の編成でありながら、東海道新幹線内しか走りません(こだま633号の後どういう運用になるのは分からないけど)。こういう運用もあるようです。
列車は6:56の定刻に東京駅を発車しました。まずはこれで熱海へ。東京駅発車時点では満席ではなかったものの(新横浜や品川からも割かし乗ってきますからね)、混み合っていました。こだま633号は東京6:56発で、高松・出雲市からのサンライズ瀬戸・出雲号は東京7:08着。ひょっとしたら車窓からその姿を見られないだろうかと思って、しばらく車窓を注視していましたが[⑤]、結局姿は確認できず。
品川、新横浜で新たな乗客を迎え入れて7:31に到着するのは小田原駅。ここでは5分停車して、後続の列車を先に行かせます。この通過待ち[⑥]というのは、まさにこだま号の宿命というところでしょう。何の予告もなく、いきなり自分のすぐ右を超高速で列車が突っ走っていく・・・。その通過の瞬間には、ビュンという音が一瞬聞こえるとともに、こっちの列車も揺れるんですが、この抜かれる瞬間が結構怖い。
しかも、こだま号は乗る機会がほとんどないので、私自身通過待ちには慣れておらず、その怖さも倍増です(よく乗る人は耐性あるのかな)。
下車駅の熱海には、東京から49分の7:45に到着[⑦]。熱海で降りる人も結構いるんですね。熱海駅は相対式2面2線なので、追い越しは絶対にできません。こだま号であっても通過待ちは100%起こらないと言い切れる、数少ない駅の1つです。
次の列車まで少し時間があるので、駅構内へ降りてみましたが、柱に「新幹線でEco出張」のポスターがありました[⑨]。ちょうどこれを宣伝し始めたころは、関東地区でもCMを流していたので、「新幹線でEco出張」という言葉を聞く機会もそれなりにあったんですが、CMの放送が終了してからは、全くと言ってよいほど聞かなくなりました。今回、久々に「新幹線でEco出張」という言葉に出会いました。
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