
飯田線231M 普通列車岡谷行き(313系)

飯田(14:14)〜伊那田島(14:58)
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313系に乗る① |

便所脇の席② |

節電対策③ |

さすがに暗い④ |

田園風景⑤ |

小休止⑥ |

伊那大島駅⑦ |

この勾配を上ってきた⑧ |

驚異的曲線⑨ |

伊那田島に到着⑩ |
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飯田から先は特急や急行がないので、普通列車での移動です。そうなると、なかなか飯田線に乗っているらしくなってきたというところでしょうか。これから乗る14:14発の岡谷行きは313系での運転でした[①]。
とりあえず、岡谷方先頭車の後位側にある便所の脇のクロスシートに陣取ります[②]。便所の脇、とは言うものの、車両の中ほどと違って、”席・通路・便所”という配置で、通路を挟んだ反対側に席がないので、実質”席・通路・壁”というところ。そのため、なんだか小さな個室空間を与えられたような感じで、居心地は意外と良いんですよ。
飯田を出て3つ目の元善光寺を発車した後、車内の照明が消えました[③]。交直セクションがあるわけでもないのにどうして、と思いましたが、これは節電の一環だそうで、豊橋〜本長篠、元善光寺〜辰野間で行われるそうです(特急は対象外)。
日中なので、車内の照明が消えていても基本的には何ら問題はないんですが、時には「暗いな」と思う時もあります。その一例は駅に停車したときで、ホーム側は駅舎やホームの屋根がある関係上、日差しが車内に差し込みにくく、人によっては暗いと感じることでしょう[④]。
海がない長野県を走っているので、車窓に広がる風景は田舎の田園風景が中心です[⑤]。海は冬でもそれなりに映えると思うんですが、田園風景は、やはり稲穂が実る夏でこそ映えます。
14:39に到着するのは伊那大島[⑥]。列車交換をするため、ここには10分停車します。10分停まるならばと、息抜きに外に出ましたが、いや、やっぱり暑かったですね。語弊がある言い方かもしれませんが、普通列車でも冷房車で当たり前という時代に生まれて良かったなと思います。
ホームの飯田方面の端っこへ何となく行ってみました。向こうへ延びる線路は、目で見てはっきりと急勾配だと分かる傾きを持っていました[⑧]。勾配標にあった数字は「25.0」。もっとも、急勾配だとは言いましたが、飯田線にはこれを軽く上回る、現在JR線で最も急な勾配である40‰の勾配を、赤木〜沢渡間に持っています。
伊那大島〜上片桐間には、R140mの、飯田線で最もきつい曲線があります。大きな弧を描いて左方向へと進んでいく線路が、車内からでも十分に視認できることは、その曲線のきつさを物語っていると言って良いでしょう[⑨]。なお、当然ですが、ここはかなり低速で通過します。
下車駅の伊那田島には、14:58に到着[⑩]。下車したのは私1人だけでした。まあ、そういう具合になりそうな駅をわざと選んだわけなんですがね。
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