
日付は変わって8月21日
東海道本線5032M 寝台特急サンライズ瀬戸号(285系)

三ノ宮(0:13)〜東京(7:08)
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185系① |

東京の象徴② |

モノレールとN700系③ |

終点東京ー、東京ー④ |

お疲れ様⑤ |
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翌朝、目覚めたときには、列車は既に平塚付近を走行中でした。これまで、サンライズ瀬戸(出雲)号には幾度となく乗車していますが、上り列車への乗車で、朝に初めて目覚めたのが平塚付近というのは、これまでの乗車の中でも最も遅いものです。たいていは、遅くとも熱海到着前くらいには、もう目を覚ましてしまうんですよね。
横浜には6:44に到着します。田町車両センターでは、登場当時の塗装に戻された185系の編成を目にすることができました[①]。林立する高層ビルは、私にとってはある種、東京の象徴です[②]。ですから、窓越しに見えるものがこういったものばかりになると、「ああ、いよいよ終点東京なんだな」と思わされ、旅の終わりを実感します。
そして7:08、終点の東京に定刻で到着しました[④]。ここまで至れば、あとは自宅へ向けて淡々と帰途を進んでいくだけですから、旅の高揚感というものは、もうこの東京に着いた時点でしぼみ切ってしまいます。
というわけで、今回の旅はここで終了。また旅をするために、面倒くさくて、大変な日常を切り抜けていく日々が再び始まります。
さて、最後になりますが、今回の旅の題名とした「夏・縦断・NNG」の「NNG」が何のことであるのか、みなさんお分かりでしょうか?いや、もしここの文を見る前に既に分かっている人がいたら、本当に感服いたす限りですが・・・。
この「NNG」とは、「Nippon-no Niigata to(と) Nagano」の頭文字を取っていったものなんです。実は、私自身、今回の旅ほど特徴に欠けて適当な題名が思い浮かばなかったものは過去に例がなく、題名をつけることに結構苦労しました。
日本最長路線である山陰本線を全線乗車するとか言うのならば、それこそが旅の軸となるので、題名は実に付けやすいですね。山陰本線を乗りつくす旅云々とでも付ければ良いわけです。海沿いの区間をずっと進んでいくのなら、潮風を浴びる旅とでも付ければ良いわけです。冬に北の方へ行くのならば、雪国を駆け巡る旅とでも付ければ良いわけです。ただ、今回の旅にはこれという特徴がなかったので・・・。
その結果に、苦し紛れに出てきたのが、「NNG」なる謎の単語だったわけです(笑)
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