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そういえば、雷鳥号の座席について紹介していなかったので、ここで紹介しておこうと思います。
私が乗車した8号車の座席は、ご覧のようなものでした。
能登号の489系のグリーン車と比較すると、能登号のグリーン車には背面テーブルは付いていませんが、こちらには付いています。また、能登号のグリーン車のリクライニングは段階的にしか留められないものであるのに対し、こちらはフリーストップ式のリクライニングシートで、また背もたれも能登号のものより高め。その点でも勝っています。
さすがにフットレストはこちらにはありませんが、それでも能登号のグリーン車よりも良いような気が・・・(泣)
もっとも、あちらには「グリーン車の乗客だ」という優越感がありますが、それは気分的なものであって・・・。
(この画像は「車内の撮影はご遠慮〜」という放送が流される前に撮影したものです。)
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7時38分、加賀温泉駅に到着。
「温泉」とは名乗るものの、駅の近くに温泉はないうえに、また「加賀温泉」という名の温泉もありません。
これは加賀温泉駅の隣の駅である、動橋駅と大聖寺駅が周囲の温泉地への玄関口としての座を獲得するべく「どちらに特急を停車させるか」で両者が激しい争奪戦を繰り広げたことが背景にあります。
結局、間を取って、動橋駅と大聖寺駅の間にあった当時の作見駅、つまり現在の加賀温泉駅に特急を停車させることで決着がついたのです。
現在は、大聖寺駅には一部の特急が停車していますが、動橋駅には特急は1本も停車していません。
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今日の天気は雪ではなく、雨。窓にもポツリポツリと水滴が。
「雪が降る中を旅行できるかも」というのも、今回の旅の楽しみの一つだったのですが、能登号でも雪こそ見られても降る中を走ることはできず、雷鳥号でもできず。
雲ひとつない快晴よりかは、実は雨の方が好きなので、これも決して悪くはないと思っています。
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加賀温泉駅の次の停車駅、芦原温泉駅では、国鉄色に戻された475系の普通列車を見ることができました。
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福井駅の手前あたりから、雪がまた少しだけですが見られるようになってきました。
量としては物足りないですが、やはり北陸の冬はこうでないと!
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8時ちょうど、福井駅に到着しました。ここでも国鉄色の475系と遭遇。
金沢駅発車の時点では3人しかいなかった8号車指定席も、会社の慰安旅行?らしき人々が大挙して乗り込み、一気に人が増え、にぎやかになりました。
「北陸特急は自由席で乗るのが普通なのか?」と思っていましたが、それは違っていたようですね。
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福井駅手前から見られるようになった雪は、福井駅を発車して福井県の中の方に来ると、更に増えてきました。
石川県内では見られず、福井県内では見られる。意外と、石川県と福井県は気候にそれなりの差があるようですね。あまり差はないものだと思っていました。
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福井駅から10分も経たないうちに、列車は鯖江駅に到着。
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そして鯖江駅の次は武生駅。鯖江駅から4分で到着します。
私は敦賀駅で降りるので、私にとっては武生駅が最後の途中停車駅になりますが、雷鳥8号はこれから先終点大阪までに、敦賀、近江今津、京都、新大阪に停車します。
ちなみに武生駅は年度を増すごとに1日あたりの乗車人員が増えていっている、数少ない駅です。(ほとんどの駅は減少傾向)
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一部地面が見えているところがありますが、それでも「銀世界」と言える風景。
能登号の車内で見た上越線内の雪は、これとは比べ物にならないほどの量(踏切の警報機の赤で点滅するシグナルの下辺りまで積もっているところもあった)でしたが、その雪が積もった景色も夜中でよく見えなかったので、明るい今の方がより雪景色を楽しめています。
暖房のきいた車内からは分かりませんが、恐らく外は結構な寒さになっているのでしょうね。
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今庄駅を通過。ホームに人影は見られず。
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今庄駅の次に通過するのは、南今庄駅。
陸上にあるごく普通のトンネルとしては、在来線では日本で1番長い、北陸トンネルに入る前の最後の駅が、この南今庄駅です。
海底トンネルも含めた場合で日本で1番長いのは、言うまでも無く、ご存じ青函トンネルですね。
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南今庄駅付近では随分と低い位置にある霧雲を見ることができました。
本当に手が届きそうな低さです。
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南今庄駅通過の2分後、列車はついに北陸トンネルへと突入!
485系雷鳥号の最高速度は基本的に120キロですが、北陸トンネル内と湖西線内は特例で683系に勝るとも劣らない130キロ運転が認められています。
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≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡北陸トンネル内の走行時間は約8分、脱出までしばらくお待ちください・・・≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
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