行橋からは「郊外」の雰囲気はほとんど消え失せ、車窓にも街明かりが増えるようになります。それに従って、普通列車しか停車しない駅であっても、造り的にある程度”立派な”駅が多くなり、特急列車としてそれらを通過するときの快感度が高まります。なお、にちりんシーガイア24号は停車駅が多い列車ですが、一部のソニック号が停まる下曽根には停まりません。
415系かのように見えて実はそうではない車両。キハ40系です。小倉〜城野間には、日田彦山線に直通する気動車列車が乗り入れていますが、415系鋼製車とほぼ同じ「白地に青帯」という姿をしているので、暗い夜にすれ違うと、なかなか両者の区別がつきません。
街並みにマンションが増えてくると、列車は既に北九州市内の街中に入っています。南小倉、西小倉と通過していくと、列車は小倉に着きます。到着時刻は22:29で、宮崎空港を出てから5時間以上が経過していますが、しかしまだ終わりではありません。
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