小窓でこそありますが、787系のグリーン個室は2つの窓を備えており、それだけ広い視界で車窓を眺めることができます。これで間の柱がなく、1枚の大きな窓だったなら、いったいどれほどの眺望を得ることができたことでしょうか。2つの窓から見る景色を独り占めできることも、やはりこのグリーン個室ひとり利用の醍醐味のひとつであると言えます(優越感という意味で・・・)。
壁面にはコントロールパネルがありますが、オーディオサービスはとっくに終了しており、また禁煙車両であるのも当たり前。便所の使用灯は灯らず、さらにこの車両が1号車以外になることもあり得ないので、わざわざLEDパネルで「1」と表示していますが、1以外の数字を表示する機会もありません。よって、いろいろとついてはいますが、まともに意味があるのは、左下の照明調節くらいかもしれません。
時間帯によって停車駅にばらつきがある特急にちりん号ですが、高鍋は終日全ての列車が停車します。
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