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駅を出て特にすることもないので、構内に戻ってきましたが・・・、やはり誰も居ません。
先程、駅の外に出た時は、人が誰一人として居ないという静かな環境に心が落ち着きましたが、誰も居ないのに蛍光灯が明々と光っている空間に居るのは、少しむなしく、寂しい気も・・・。 |
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博多南駅に来るまでの、博多駅からの乗車券と特定特急券は旅行前に事前に用意しておきましたが、帰りの博多駅までの切符は用意していないので、券売機で購入します。
博多駅までの帰りの切符を用意しなかった理由は、ただ「博多南駅発行」の切符が欲しかったから、というくだらないもの。
博多南駅の券売機の筐体自体は、JR西日本でよく見かける近距離乗車券の券売機と同じですが、実際に切符を買うと、乗車券と特定特急券が2枚同時に出てくるという仕様になっています。
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改札口を抜けると、先ほど博多南駅に来るときに乗車した100系P編成(同じ編成)が停車していましたが、まだ車内に入るのは早いと思ったので、ホームにあるものを色々と見ていると、クズ物入れにこのようなラベルが貼り付けられているを発見しました。
近づいて見てみると、品名「クズ物入」、単価はなんと72000円。
駅で普段、我々が何気なく物を捨てているクズ物入れの値段は72000円ということで
すが、果たしてこれは安いのか高いのか・・・?
駅にあるクズ物入れの値段など考えたことがありませんから、全く分かりません。
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博多南駅のホームに置いてある、クズ物入れ4兄弟。
それぞれの単価は72000円なので、ここに置いてあるクズ物入れ4つの総額は288000円ということになります。
100円ショップにあるごみ箱を使えばたった420円・・・、なんて考えてはいけませんね(笑)
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駅名標。隣の駅は、「はかた」のみ。
九州新幹線が全通すると、今、博多南線として営業している山陽新幹線の回送線の大部分が九州新幹線の本線と化します。
そのとき、博多南線の扱いをどのようにするのか、現在、JR西日本とJR九州、沿線自治体の間で協議中であるそうです。
通勤・通学路線として使われ、サラリーマンや学生の利用が多い博多南線ですから、営業中止(廃線)にはならないことを願いますが・・・。
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博多南線822A(100系)

博多南〜博多
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博多南駅20時04分発の822Aに乗車後、10分で博多駅に到着。
そこから5分の乗り換えで、次の列車、博多駅20時19分発のひかり586号新大阪行きに乗車します。う〜ん、5分での乗り換えとはせわしない・・・。
できれば、列車を乗り換える駅ごとに駅舎の外に出たりして、少しぐらいはのんびりしたいと思っているのですが、なかなかそうならないことも多いもので・・・。
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山陽新幹線586A ひかり586号(700系)

博多〜新大阪
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5分での乗り換えはせわしない・・・、と書きましたが、ありがたいことに822Aとひかり586号は同じホームでの乗り換えが可能なようになっていました。
左に写っているのがひかり586号、右に写っているのが822Aです。
線路を枕木方向に歩くだけで乗り換え完了とは、いやはや、これはとても乗り換えが楽でありがたいです。
もし違うホームなら、階段を降りて、上がって、と面倒なことをしなければならなかっただけに、こうして簡単な乗り換えをできるようにするのも、サービスの一つであることを感じました。 |
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自分の座席にありつくのとほぼ同時に、博多駅を発車したひかり586号。
このひかり586号で九州を抜け、そのまま山陽新幹線を全線走破して新大阪へと向かいます。
せっかく、茨城からはるばる九州まで来たというのに、もう別れを告げなければならないとは寂しい限り・・・、と思いつつも、この列車に乗った以上は九州を抜けて新大阪へと向かわなければなりません。
さようなら九州、今度はいつ、また来ることができるでしょうか?
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23時03分、博多駅を発車してから2時間54分で終点の新大阪駅に到着しました。
一言の感想としては「もう着いたのか」というところ。
ちなみに、博多〜新大阪間の移動中の画像が博多駅発車後の1枚しかありませんが、これはひかり586号の中で持参のノートパソコンでこのDISCOVER どこかの下書きをしていたため。
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新大阪駅の新幹線ホームはJR東海管理のため、駅名標もJR東海様式のもの。
茨城在住ですから、さすがにJR東海様式の駅名標を見て「帰ってきたな〜」とは思いませんが、もうJR東海の駅名標が見られるところまで戻ってきている、ということは感じてしまいます。
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ホームから階段を下りて新幹線コンコースに降りてきて・・・、人がほとんどいないことに驚いてしまいました。
それもそのはず、時刻は既に23時を回っています。
在来線はまだまだ動いていますが、新幹線はもう23時18分の姫路行きのひかり号しか残っていないということもあり、新幹線コンコースのベンチも誰一人として座っていないという閑散としたものでした。
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発車標もご覧のとおり、何一つとして表示されていません。発車標が故障でもしたのではないかと思ってしまいます。
昼間、数多くの乗客を乗せて走る東海道・山陽新幹線しか知らないものでしたから、新幹線の1日が終わるときというのはこのような感じなのか・・・、というのを初めて体験しました。
在来線なら、23時過ぎはまだまだ列車運行中の時間。都市圏の駅であれば、23時を過ぎただけで発車標に何も出ないということはまずありえません。
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次の列車に乗るため、新幹線改札口を抜けて、在来線ホームにやってきました。
新幹線は既にホーム・コンコースともに人影もまばらでしたが、在来線はまだまだそれなりの数の乗客の乗降がありました。
321系や223系が次々に発着し、その度に乗客が吐かれ、乗り込みます。
・・・あ、この変な流し撮りの画像に特に意味はありませんので気にしないでください(笑)
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さて、次に乗る列車とはこちら、急行きたぐに号新潟行き。
現在、日本で唯一583系を使用する定期列車であるとともに、数少ない夜行列車、そして僅か3本しかないJRの急行列車の一つです。
実は、藤代駅までに帰る旅程としては、このきたぐに号に乗車していくものと、新幹線を姫路駅で降りてサンライズ瀬戸・出雲号で帰るものと2つの候補がありました。
最終的には、値段的には張るものの、1度も乗車したことがないきたぐに号に乗るため、きたぐに号を利用して戻る方を選択しました。
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「さて自分が乗る号車のところで待っているか・・・」と思い、上にある乗車位置案内板を見ると、そこには10枚もの案内板がありました。
様々な優等列車がやってくる新大阪駅、なるほど案内板の数も自然と多くなるわけです。
案内板は左から
「びわこエクスプレス 8号車自由席」、「雷鳥 8号車指定席」
「きたぐに 6号車グリーン車指定席」、「自由席」、「自由席」
「ひだ 3号車」、「日本海 5号車B寝台」
「サンダーバード 8号車指定席」、「サンダーバード 8号車指定席」
「トワイライトエクスプレス 5号車」
同じ内容のものが2枚あったりするのが気になりますが、ともかく枚数はかなりのものです。
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