 |
上野の地下区間が近づいてきたころ、原色に戻された200系K47編成とすれ違いました。
行き先表示機がLEDであったり、運転台窓が平面窓でなく、滑らかな窓に変えられていたりと、細かいところを見れば「あの懐かしい200系・・・」とはいかないのですが、こうしてすれ違いで横だけを見ていれば、原形の200系に見えてしまいます。
|
 |
日暮里の辺りに来ると、列車はだんだんと下に下がり、地下区間へと入ってゆきます。
上野駅到着の車内放送も流れ、長岡駅から所要時間1時間51分、列車は下車駅の上野駅に到着します。
|
|
 |
そして9時51分、定時にとき308号は上野駅に到着しました。
ここまで戻ってくれば、もう「旅」をしているという気分はほぼなくなり、「さて家に帰るか・・・」という、気だるい気持ちになってしまいます。
|
 |
上野駅の駅名標。
山手線内の駅を示す「山」、東京都区内の駅を示す「区」、そして「大宮」「東京」など、そこに書かれているものは、どれも見慣れたものばかり。
|
 |
地下で暗いので、どうせスローシャッターになるのならと、発車する200系は流して撮影してみましたが、やはりイマイチ。
新幹線の誕生から44年間走り続けた0系が引退してしまった今、200系は、かつて「団子っ鼻」として親しまれた0系を思い起こさせる存在です。
そのうち、白色と青色に塗り替えた200系が出て、「疑似的0系」が現れたり・・・?
かつて、青梅鉄道公園にその反対(白色と緑色の0系)はあったのですが(笑)
|
 |
階段を上り、上に上がってきました。
先程とき308号が到着した21番線の次の列車は、10時03分発のやまびこ208号。
しかし、隣の22番線の次の列車の案内を見ると、そこに表示されていたのは、10時間以上も後に発車する20時27分発のMaxとき368号でした。
上野駅新幹線ホームは2面4線ですが、始発・終着の定期列車はありません。
そのため、2面4線の収容力を活かしきれず、少し持て余し気味になってしまい、22番線にやってくる列車が10時間以上も先というのは仕方がないかもしれません。
だとしても、それを今から表示しておく必要は果たしてあるのでしょうか!?
・・・というわけで、人生初の九州旅行が終わりを告げました。
|