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 今日の宿は、出雲市駅のすぐそばにある「ツインリーブスホテル出雲」です。一畑電鉄が運営しているホテルのようです。なんとなくお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今日は日曜日。そしてホテルに泊まる。ということで、私は、月曜日は仕事を休みにしています。

 1泊2日で戻っても、新幹線&やくも早特3の恩恵には十分に預かれますし、旅の内容もまあまあ充実していますが、松江・出雲ミニぐるりんパスの有効期間は3日なのです。1泊2日だと、1日分を捨てることになってしまう。私はこれがどうしても許せず、何とかして3日分全てを使い切りたいと思い、月曜日は有給休暇を割り当てました。

 ちなみに、特別そのようなプランだったわけではありませんが、部屋からはJR出雲市駅と電鉄出雲市駅が見える”トレインビュー”でした。




                   











 しばしの休憩をとった後、松江・出雲ミニぐるりんパスを片手に出雲市駅へと向かいました。昨晩の松江駅と同様に、東京行きのサンライズ出雲号の姿を拝んでおきたいと思います。上りのサンライズ出雲号の出雲市発は18:51とやや早いですが、のぞみ号と連絡して東京に行ける最終のやくも号は、出雲市17:18発なので、それよりは遅くなっています(飛行機は出雲19:10発)。

 出雲市駅を発着する列車はそこまで多いとは言えず、また配線も2面4線になっていますが、サンライズ出雲号の入線は不思議と遅く、18:44ごろになってようやく出雲市駅の2番線へと入ってきます。列車を長い間留め置いておけるほどの余裕がない駅であれば、それも分からなくはないですが、出雲市ならば、もう少し早く入線させられそうなものですが。

 比較的長編成と言えるやくも号ですら、今は4両編成が基本となってしまっている中にあっては、285系7両という編成は、出雲市駅にとっては”長い”ものです。しかし、出雲市駅そのものの”持てる能力”としては、ホームは15両編成をも収められる長さとなっており、285系7両でも持て余し気味となります。さらに、時にはキハ120形の単行が来ることもあるわけで・・・。

 ほんの少しの乗客を乗せて、列車は東京に向けて発車してゆきました。この後松江、米子、倉敷、岡山などと停車していくごとに、少しずつ乗客は増えていくに違いありませんが、出雲市の時点ではさすがに少なめです。




         







 それから4時間以上が経過した23:00前、私は再度出雲市駅にやってきていました。駅構内の売店として機能しているセブンイレブンですら閉店してしまっているこの時間帯に、私はちょっとした”お出かけ”に出陣します。

 乗車するのは、23:10発の米子行きの普通列車です。今日の上り最終列車であり、発車標にもしきりに「宍道・玉造温泉・松江方面への最終列車です」との表示が流されていました。自動改札機に松江・出雲ミニぐるりんパスを投入するときに、ICカードをかざす部分があり、そういえば、今は山陰地区でもICカードが使えるようになっていたのだったな、と思い出させられます。

 車両はキハ126形の2両編成。出雲市発米子行きということで、全区間で架線下を走ります。


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