今日は3月26日土曜日、ダイヤ改正の当日です。携帯電話の目覚ましによって4:20頃に叩き起こされた私は、まだ5:30にもならないうちにホテルをチェックアウトし、青森駅にやってきました[①]。自宅からか、あるいはホテルからか。早朝5:30にもなっていないという時間帯であるにもかかわらず、多くの”同好の士”たちが、青森駅を目指して歩いていました。彼らと共に青森駅へ潜入。
昨日は「開業まであと1日」だったカウントダウン装置も、今日はついに「あと0日」の表示となりました[②]。これから北海道新幹線への乗車をするわけですが、「〜の初日」や「〜の最終日」の騒乱が好きではない私は、これまでは、そのようなものは避けていました。「21歳になるまでに・・・」「大学の春休みのうちに・・・」といった条件がついて回った結果、開業から早めの乗車が求められ、「じゃあ、どうせなら初日に」となりました。
普段の青森駅の様子は知りませんが、お盆や年末年始でもないのに、早朝5時台からこれだけの人がいるというのは、非常に珍しいことではないでしょうか[③]。それこそ、東北新幹線の新青森開業以来のことであるかもしれません。その身なりや恰好を見るにつけ、皆考えていることは同じであると見受けます。まあ、私もそのうちのひとりというわけですが。
5:45発の弘前行きに乗車します[④]。元々は6:00ちょうど発という発車時刻でしたが、本日施行されたダイヤ改正により、青森5:43発の特急つがる2号が廃止されたため、その穴埋めをするべく、5:45発へと繰り上げられました。毎年定例の3月改正(今年は2週間遅れでしたが)も迎え、まさに春が近づきつつありますが、路面上の雪はほとんどなくとも、線路上には雪が残り、「青森は春と冬の境目」を漂っています[⑤]。
今日という今日のこの時間帯に青森駅にやってくる人たちの目的は、ただひとつです。そんなわけで、青い森鉄道の列車はこの有様[⑥]。
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