岐阜行きの普通列車が313系でやってきました[①]。嘘です、キハ25形です。電車と気動車でこれほどに似ている車両は珍しい・・・と言いたいところですが、1996年に登場したキハ201系と731系において、既に”瓜二つ”が実現しています。ただ、両者は帯の色が違い、判別は比較的容易ですが、キハ25形とと313系は、帯の色が同一であるため、特に側面だけでの区別がやや難しいです。
キハ25形には1次車と2次車がありますが、前者は(セミ)クロスシート、後者はオールロングシートです。よって、いま来たキハ25形は、1次車ということになります[②]。2両でやってきましたが、車内はまだ空席がありました。ガラガラでもなく、しかし立ちすぎでもなく。適正両数かもしれません。
この列車ではワンマン運転を実施していますが、次が最前部の扉以外開かない駅である場合は、走行中は、最前部以外の乗降扉の上にある情報表示機に、「締切中」という表示が出ます[④]。ワンマン運転を実施する路線では、「ワンマン列車の乗り方・降り方」といった案内が掲示されることがありますが、それでも、一向に開かない扉の前で立ち尽くす人はしばしば見られます。こういった表示を出すのは親切ですね。
いま来たばかりのところを折り返していきます[⑤]。そして5分で下車駅の坂祝に到着[⑥]。ここで臨時の特急ひだ81号と列車交換を行いましたが、臨時列車ということもあってか、特急であるひだ号の方が先に到着し、岐阜行きの普通列車を待っていました。
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