●1月28日●
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 おはようございます。本日は1月28日、今日の最終目的地は富良野駅です。今日も未乗車の路線を乗りつつ、1日頑張りましょう。

 今日最初の列車は8:06発の快速エアポート74号です。この後、特急スーパーとかち1号に乗って新得まで移動しますが、スーパーとかち号など、すずらん号以外の特急列車は千歳駅には停車しません。一方、隣の南千歳駅には全ての特急列車が停車します。というわけで、スーパーとかち1号を迎えるために、まずは南千歳へと移動しましょう。














 南千歳駅は、千歳線、千歳線空港支線、石勝線の3路線が集まる、交通の要衝です。利用客数(1日平均の乗車人員)で言えば、南千歳駅は、千歳駅の約18%しかありません。しかし、空港支線・石勝線が分岐する駅ということで、交通の要衝としての拠点性が千歳駅よりも高いからか、千歳駅をすずらん号以外の特急列車は全て通過する一方、南千歳駅は、寝台特急も含めた全ての列車が停車します。

 「特急・急行列車の乗車口案内」をする液晶画面があったため、スーパーとかち1号の2号車(指定席)の乗車位置を探してみましたが・・・、なぜか、最も直近に発車する特急列車であるスーパーとかち1号が表示されていませんでした。いやね、そりゃ、スーパーとかち3号の案内表示を参考にすれば何とかなりますけど・・・。  















 スーパーとかち1号は、キハ261系1000番代による運転です。以前に北海道に来たときの経験から、石勝線を通る特急列車はよく混むということを理解していたので、スーパーとかち1号では、指定席を確保しておきました。

 785系や789系1000番代と同様、キハ261系1000番代も、自由席車両と指定席車両では、座席などが異なります。指定席車両の座席は、789系1000番代のuシートと比べると、色こそ全く違うものの、造りはよく似ていて、これという違いは、電源コンセントがないという点です。

 南千歳を発車すると、ほどなくして、いかにも北海道という雰囲気のする原野に入ります。南千歳を出て最初に停車する駅である追分は、室蘭本線と接続する駅であるため、その前後では、室蘭本線の線路(なんと複線)と並走します。

 追分〜新夕張間は、まだ「人里」の中を走っているという感じがしますが、新夕張を出ると、線路と道路しかないような山間のわずかな土地や、長大なトンネルばかりを走るようになります。石勝線は、根室本線のバイパスという性格が強い(かつては、道東へ向かう特急は滝川経由でしたね)ですが、実際に列車に乗ってみると、そのことがよく分かります。

 車内販売でアイスクリームを販売している、という放送が入ったので、何となく食べたいと思ってしまい、年甲斐もなく、アイスクリームを買ってしまいました。「冬にアイス・・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、アイスクリームというものは、実は、夏の炎天下よりも、冬の寒空や、暖房の効いた適度に暖かい空間で食べる方がおいしいものです。

 停車駅の多いスーパーとかち号ということで、新夕張〜新得間にある2つの途中駅、占冠とトマムの両方に停車。トンネル内にある上落合信号場で根室本線と合流し(その信号場から先は根室本線になります)、下車駅の新得に到着しました。  














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