追分駅は、室蘭本線と石勝線が接続する駅です。追分駅と聞くと、奥羽本線にある方を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、このように、追分という名前の付いた駅は、秋田と北海道の両方に存在しています。秋田の追分駅は、男鹿線が分岐する駅でもあるので、秋田と北海道、どちらの追分駅も、2つ以上の路線を持つ駅という共通点があります。
降り立った追分駅は大雪。これまでにも、「大雪です」と述べてきた場面がいくつかありますが、このときの追分駅周辺の雪の降り方は、今回の旅の中でも、最も激しいものだったと記憶しています。風が弱かっただけまだ幸いでしたが、それでも、あの雪の量は恐ろしいものです。
こうも大雪が降っていては、駅の近くを歩くといったこともなかなかしにくいので、駅舎の外に出たのは、駅舎の写真と駅前の様子を撮るときにささっと出たくらいで、後は駅舎の中でひたすら時間を潰していました。旅を始めた最初のうちは、雪や銀世界を見て「凄いなあ」「きれいだなあ」と思っていましたが、いい加減にうんざりしてきましたね(笑)
追分から乗車するのは16:35発の夕張行き。石勝線の本線区間(南千歳〜新得)は、スーパーとかち号への乗車によって全線乗車が達成されましたが、新夕張〜夕張間の夕張支線については、まだ未乗車のままです。最初の予定の通りに、今日北斗星号で帰るのであれば、夕張支線は、今回は放棄することになりましたが、道内での宿泊を1泊増やしたことで、乗車が可能になりました。
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