◆7月23日◆
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 今回はまず釧路空港に向かいます。2016年9月に行った北海道旅行以降、どうも私は殊に北海道においては”雨男”な傾向があり、釧路の天気も雨と表示されています。もろに連休のときで、このときは欠航便もだいぶ限定されていましたが、座席の埋まり具合はというと微妙なところで、釧路行き541便も、クラスJが△、普通席が○という残席状況でした。

 定刻では8:00に出発するこの便は、「折り返しとなる機材の到着遅れのため」という理由で、出発がだいぶ遅れました(それにしても、”折り返しが羽田8:00発になる便”となると、当然7時台には羽田に着くわけですが、それほどにも早くに羽田に着く便とはいったい・・・?)。そういわけで、結局、定刻であれば9:35に釧路空港に到着するところが、10:15の到着となりました。

 これにより、空港連絡バスを待っていると、釧路駅からの乗り継ぎにどう頑張っても間に合わないということで、哀れにもタクシーで釧路空港→釧路駅を移動することとなりました。バスであれば950円で済むところが、タクシーになったせいで6,250円もかかったということで、この旅もまさに始まったばかりですが、いきなりストレスが・・・。




         







 タクシーを利用して釧路駅までやってきました。これから乗るのは、釧網本線を走るくしろ湿原ノロッコ2号で、夏の北海道旅行にはぴったりな列車です。もっとも、天気予報が”当たってくれた”おかげで、しとしとと雨が降っていますが・・・。

 釧路駅に着いたのは10:57頃で、ノロッコ号の発車が11:06ということで、だいぶギリギリの到着でした。ちなみに、結果的には、このノロッコ号もまた「札幌からの特急おおぞら1号の遅れ」により、それとの接続を待ってからの発車となりました。・・・そういえば、もう”スーパーおおぞら”ではなく、シンプルな”おおぞら”になったんですね。

 ノロッコ号は、文字通りゆっくりと走るトロッコ的な要素がポイントですが、個人的には数少ない客車列車としての価値にも注目します。




                           















 くしろ湿原ノロッコ2号で塘路に向かいます。時間的には少々早いですが、他に昼食を食べることができそうな適当なタイミングが見当たらないということで、ここで「こぼれいくら!サーモンちらし」弁当を食べることとしました。

 釧路湿原駅では、釧路町立遠矢小学校の児童による「おもてなし」が実施されました。このイベントは「2020年7月23日(木・祝)のくしろ湿原ノロッコ2号」限定で実施されたもののようで、これ以外の日付や列車では行われなかったようです。特段事前に調べて実施を知っていたわけでもなかったので、まさに偶然の遭遇でした。

 このとき、本列車は「感染症予防」として、座席を間引いた販売としていました。もとより人気がある列車でそのようなことをされてはたまらない、と思い、1か月前の10時に指定席券を入手できるように動きましたが、結果的には、そこまで気張る必要はなかったようです。ただ、それでも、乗車率はそこそこのようでしたが。もちろんそれは”良いこと”です。

 雨の釧路湿原を走り抜けて、列車は終点の塘路に到着します。時によっては、”くしろ湿原ノロッコ82号”として、川湯温泉まで延長運転されることがありますが、今日は普通の2号としての運転です。


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