Page:26

※各画像はクリックすると拡大します。



                           















 新千歳空港21:05発のJAL528便に登場します。もともとは、21:20発の530便を予約していたのですが、欠航のお知らせが入ったために528便に振替となりました。これによってT38での滞在時間が少し削られてしまいました。それだけでなく、この帰りの新千歳〜羽田では、哀れにもクラスJが予約できず、大変不本意ながらエコノミークラスになりました。

 新千歳空港は、旅客案内上は「札幌」と表示されるものの、立地的には札幌市街から40kmは離れている千歳市で、さらにその千歳市街からも外れているため、周囲は暗いです。羽田空港や福岡空港のように「煌びやかな街を後にして・・・」という出航ではありません。4日に渡る北海道旅行も、いよいよ終わりが近づいてきています・・・。

 夜なので、景色という景色には期待できないのですが、時折見える夜景から「これはどこだろうか?」と想像するのは楽しいことです。関東に入ってくると、街明かりはより一層華やかになるだけでなく、飛行機も高度を既に落としているので、輝く星々のような光が、手が届きそうなところに感じられるものです。昔は飛行機を毛嫌いしていましたが、今は好きになりました。

 とはいえ、それでも、もし今急行はまなす号が残っていたら、恐らく、何とか頑張って月曜日は有給休暇をとり、はまなす号で青森へ行き、新青森から新幹線に乗るという行動をとっていたことでしょう。道外とを結ぶ夜行列車はもちろんのこと、道内の都市同士を結ぶ夜行列車も失われた今、単に”鉄道趣味”という意味では、北海道もかなり魅力が薄れました。

 さて、定刻よりもむしろ少し早く着陸したまでは良かったのですが、このときの羽田空港は雨でした。雨であるだけならまだ良かったのですが、雷雨であるがために、グランドハンドリング(空港における各種の地上作業)を遂行できないということで、この便は駐機場に入ったところで待機することになりました。ううむ、北海道は晴天だっただけに、まさか関東が雷雨とは・・・。

 そういうわけで、帰宅は予定よりも遅くなり、京急線に乗って横浜駅に着いたときには、0時台の京浜東北線の列車が発車標に表示されるくらいになっていました。幸い、終電よりも前の列車に十分間に合いましたが、帰宅の遅延=翌日への睡眠時間の削減と考えると、雷雨で降機が遅くなってしまったのは痛いことでした。

 当初は、北海道フリーパスを使用し、その有効期間である7日間を存分に使い切る旅程を組んでいましたが、様々な事情から、結局4日間だけの旅に縮小されてしまいました。もちろん、北海道は、たったの4日間では堪能しきれません。もっと言えば、これで北海道に行くのは通算14回目であると記憶していますが、まだまだ見ていないところだらけ!

 これからも何度でも来ようじゃないか、と心に誓いつつ、私が落としたお金(笑)で関係各所が少しでも潤うことを祈念しつつ、私は横浜駅から家路へ向かうのでした・・・。









TOP                    10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20
21  22  23  24  25  26


DISCOVER どこかのトップへ

66.7‰のトップへ