北に夢あり―――。北海道という場所は、いつの時代も、人々を惹き付けてやみません。
それは、例え世の中に地殻変動が起ころうとも、市井の価値観が移り変わろうとも、不思議と変わらない「確固たる概念」です。

2020年7月、私は北海道に向かっていました。誰に言われたからでもなく、何かに駆られたからでもなく、ただ”自然と”。
人が北の大地に向かうにあたり、その理由や動機を詳細に語る必要はありません。いや、厳密には、語ることができないのです。

言葉にして説明をすることができない、心身の内から自然と湧いてくる北海道への感情と思いを、それらを満たしてゆく旅に変えて。
旅程を組み上げてゆくときのワクワクした気持ちで、この世の中を支配する閉塞感を打ち破って。
自分というひとりの旅人は、1/920万や1/1.25億で定義づけられなければ、この旅もまた、1/920万や1/1.25億で定義させはしない。

2020年7月、北の大地を巡る二度とない時間。それはきっと、1/1の夢旅人が作ってゆく、ちょっと面白い物語です。

※注)920万=2020年7月の神奈川県の人口、1.25億=2020年7月の日本の総人口


TOP                    10  11 

DISCOVER どこかのトップへ

66.7‰のトップへ