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 スーパーカムイ、スーパー宗谷、オホーツク・・・というのも今や昔、現在の深川駅に顔を見せるのは、カムイ、宗谷、オホーツク、ライラックです。特急列車の愛称のラインナップという点ではひとつ増え、懐かしのライラック号が復活したところにはニヤリとするものがあります。

 深川駅は、さすがに2つの路線が接続する駅にして特急列車の停車駅ということもあり、基幹駅としての佇まいを見せています。ホームの屋根の上に柵がありますが、これは降り積もった雪が下に落ちないようにするためのものであると考えられます。冬期になると、雪下ろしをするために、多くの除雪作業員がこの屋根の上にやってきます。

 函館本線は特急銀座でもあり、発車時刻表は真っ赤です。特に、深川は、上り・下り共に普通列車の本数がかなり少ないエリアなので・・・・。日中の特急列車が1時間間隔になったり、宗谷本線と石北本線の特急列車の一部が旭川発着になったりするなどして、これでも特急列車の本数は少し減ってしまった方です。

 駅前には「深川フラワーマスターの会」が整備した花壇があります。限られた場所の中に色とりどりの花が咲いている様子は素晴らしいものです。ここにはラベンダーも植えられており、昨日見てきたファーム富田の光景が思い出されます。深川は旭川と滝川の間にあるため、やや美瑛・富良野方面へのアクセスが不便ですが、富良野・美瑛ノロッコ号の延長運転とかは・・・。

 「日本一の米の里きたそらち」。北海道では、美深町・遠別町が稲作の北限地であるとされています。




           








 特急ライラック号に乗り込みます。特急列車が乗り降り自由なフリーきっぷを使用している身としては、できるだけ特急列車に乗りたいものです。もっとも、深川〜旭川間は、普通列車の本数が絶望的なので、勝手に特急列車に当たりますが。北海道フリーパスは、普通車指定席に6回まで乗ることが可能ですが、HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスでは、これが4回となっています。

 納内〜近文で山越えをし、旭川市街に入ります。深川〜旭川間は特急列車に乗っても20分弱はかかるので、物凄く近いというわけではありません。営業キロで言っても30.2kmはあるので、実はそれなりに距離が離れているのです。

 10:00発の富良野・美瑛ノロッコ1号があるようです。1日に3往復があるうちの1往復が旭川発着となっています。富良野線には快速列車の類がないので、駅を通過することができるという点でも、富良野・美瑛ノロッコ号には価値があります。




                   











 旭川からはレンタカーに乗り換えます。旭川駅前にあるトヨタレンタカーで車を借り、私は一路南西へ向かい、旧函館本線にあった神居古潭駅を目指しました。そのうち行ってみたいとは思っていたものの、いつもいつも旭川周辺に来るとは限らず、また冬に車を運転するのは無理ですから、これまでなかなかそのような機会がありませんでした。

 神居古潭駅は、どちらかといえば、旭川駅からよりも深川駅からの方が近いです。ただ、深川のトヨタレンタカーは駅からだいぶ離れていて、今日既に3.3kmを歩いた身としてはあまり徒歩をしたくなかったので、駅チカすぐそこにある旭川を選びました。


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