枝川駅にやってきました。この後、南風11号で土讃線の終点の窪川まで行くんですが、南風7号と南風11号の間には結構な時間があり、2本の普通列車を使って、高知〜伊野間のどこか1つの駅で降りられることが分かったので、その「どこか1つの駅」として枝川駅を選びました。
そんなわけでやってきた枝川駅は単式1面1線の小さな駅ですが、すぐそばを交通量のある道路が通り、民家は駅のすぐ近くまでやってきていて、またコンビニもあります。そのため、ちょっと「居ると心落ち着くような、のどかで静かな場所にある」というような駅ではありませんでした。残念。
「何をしようかな」と思っていると、駅舎(?)の中に券売機があったので[③]、枝川駅来訪記念ということで、こどもの初乗り切符を購入[④]。その裏面は黒色・・・、つまり、自動改札機対応の切符です。高知駅に自動改札機が導入されたことで、高知駅に近いところの駅の自動券売機も、このように自動改札機対応の切符を出すようになったわけですね(それまでは裏が白い、自動改札機非対応の切符を出していたはず)。
駅のすぐ近くに自転車が陳列されていました[⑤]。「枝川駅利用者の自転車か?結構多いな」と思いましたが、よく見てみると、自転車があるその後ろに「スリーエフ専用駐車場」の看板が。いや、でも、コンビニという店の規模を考えれば、コンビニ利用者の自転車がこれだけたくさん駐輪されているのは妙にも思えます。この中には、きっと枝川駅を利用している人の自転車もあったんでしょうね。
コンビニや道路、自転車がある側とは反対側に来てみると、梅や菜の花が咲いていました[⑥]。駅名標にピントを合わせ、その駅名標を梅が挟むようにして写真を撮影[⑦]。どうですかね、面白いというか、印象に残る写真に・・・、なってないか(笑)
枝川駅は土讃線の駅ですが、土佐電気鉄道(路面電車)としての枝川駅が近くにあり、そのため、「電車専用」の看板がついた信号機や[⑧]、路面電車の線路などを見ることもできます[⑨]。ちなみに、土讃線の枝川駅は1986年11月に開設された、比較的新しい駅ですが、土佐電気鉄道の枝川駅は1907年11月開設と、開設日に実に80年近い差があります。
さて、次に乗る列車の発車時刻が近づいてきたので、駅に戻りましょう。駅へ戻ると、意外にも、10〜15人ほどの人が列車を待っていました(正直、居ても2、3人くらいだと思っていた)。そして程なくして、須崎行きの普通列車がやってきました。次はこれで隣の伊野へ移動します。
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