−18−


※各画像はクリックすると拡大します。

高    知    駅
Ko-chi Station

こうち①

南風7号と接続するあしずり②

木を使った大屋根③

自動改札機導入駅④

路面電車が健在⑤

駅舎全景⑥

駅前の様子⑦

平成11年定礎⑧

なぜか信号機が青い⑨

ケェ〜ズデンキ!⑩

こいつを購入⑪

さすが高知⑫

大通りとは反対側から見る⑬

14:28発の須崎行きに乗る⑭

 高知駅です。名前の通り、高知県とその県庁所在地、高知市を代表する駅です。以前は地上2面3線という駅でしたが、2008年に、立派な高架2面4線の駅となりました。
 南風7号が到着した2番線の隣の1番線では、接続する中村行きの特急あしずり3号が停車していましたが[②]、これには乗り継ぎません。一旦駅の外に出ます。ちなみに、高知駅のホームの一部は、木を使用した巨大な大屋根によって覆われています[③]

 高知駅は、JR四国で2つしかない自動改札機導入駅のうちの1つです[④]。2008年2月末の高架化&新駅舎使用開始に合わせて導入されたもので、実は高松駅よりも先(高松は同年6月1日に使用開始)だったりします。昨日朝、高松駅を発ってからというもの、駅改札口を通るときは駅員氏に見せてばかりでしたが・・・、ここ高知では自動改札機にサッと通して出られます!

 改札口を通って外へ出ると、路面電車(土佐電気鉄道)の乗り場が目に入ってきました[⑤]。しかし・・・、路面”電車”ですか。JRの土讃線(幹線です)は非電化ですが、こっちは電車が走る。すなわち、電化されているんですよね。なんか妙というか、面白いですね。ちなみに、高知県はこの土佐電気鉄道の路面電車があることで、鉄道路線の電化率0%を免れています。

 駅舎の全景はこんな感じ[⑥]。なるほどたしかに立派です。高知市の中心駅であるため、駅前は人通りや車通りも多く、背の高いビルも見られ、中規模な都市らしい活気がありました[⑦]。琴平や多度津、善通寺は、たしかに町でしたが、これほどではありませんでした。

 高知を訪れて、ちょっと驚いたのが、どういうわけか信号機が青色で塗装されていたこと[⑨]。茶色い信号機は見たことがありますが、青い信号機というのはこのとき初めて見ました。爽やか、涼しげで良いなとは思いましたね。でも、どうして青色なんかに?

 さて、私が旅でどこかしらの駅で降りるときは、普通は駅の近くをちょっと歩いて時間を潰しますが、今回のここ高知では、行きたいところが明確に決まっているので、そこへ行きます。その行きたいところとは・・・、家電量販店のケーズデンキです[⑩]

 実は、ここに来るまでに動画撮影用のメモリーカードの容量が一杯になってしまい、新しいカードを何とかして調達しなければと思っていました。そして南風7号で高知駅に到着する直前、車内からケーズデンキの存在を確認したので、「高知では一応時間があるし、そこのケーズデンキでカードを買うか」と思い、こうしてケーズデンキへ向かっているというわけです。そして2GBのメモリーカードを購入してきました[⑪]

 駅へ戻ると、駅に入っている店の窓ガラスに、アンパンマンのキャラクターを描いたステッカーが貼られていることに気がつきました[⑫]。アンパンマンの作者のやなせたかし氏は高知県出身で、それが縁でアンパンマン列車も走り始めたわけですが、こんなところにもアンパンマンがいるとはねぇ。ちなみに、高知駅の接近メロディはアンパンマンのマーチです。

 そろそろ移動を再開しましょう。次に乗るのは、14:28発の須崎行きの普通列車[⑭]。この後、最終的には土讃線の終点駅である窪川まで行き、高知15:44発の中村行きの南風11号もあるんですが、それを待たないで先に普通列車で高知を発ちます。(ただ、後で乗りますけどね)






土讃線4755D 須崎行き (キハ54形)
高知(14:28)〜枝川(14:48)

車両はキハ54形①

朝倉に到着②

人形やキーホルダーがたくさん③

交換相手は1000形の普通列車④

須崎へ向けて去る⑤

 須崎行きの普通列車はキハ54形の単行列車[①]。これで枝川まで移動します。貫通扉でバイキンマンが笑っています。「大して混雑なんかしていないだろう」と思いながら車内に入ると、意外にも乗客は多く、ロングシートの座席はほぼ満席でした。

 14:28に定刻で高知を発車すると、入明、円行寺口と停車していきますが、この2駅は高知駅と同じ高架駅でした。3つ目の停車駅である旭からは地上を走るようになり、14:41、朝倉に到着です[②]。ここでは列車交換を行うために3分停車するので、車外へ出てみました。すると、駅舎にある小さな窓の向こうに、大量の人形やキーホルダーが・・・[③]
 今思えば、3分の停車時間があったんですから、駅舎まで行って、これらはいったい何なのかを見てくれば良かったなぁ・・・。

 そしてしばらくすると、交換相手の列車が到着しました。相手は1000形の普通列車でした[④]。朝倉を出ると、次の停車駅は下車駅の枝川。14:46に定刻で到着し、列車は須崎へと向けて走り去っていきました[⑤]






枝    川    駅
Edagawa Station

駅名標①

ホームの様子②

駅舎とは言わないか③

とりあえず買ってみた④

駅の利用者か、それとも⑤

黄色が眩しい菜の花⑥

春っぽい感じがするか⑦

「電車専用」⑧

路面電車の線路⑨

 枝川駅にやってきました。この後、南風11号で土讃線の終点の窪川まで行くんですが、南風7号と南風11号の間には結構な時間があり、2本の普通列車を使って、高知〜伊野間のどこか1つの駅で降りられることが分かったので、その「どこか1つの駅」として枝川駅を選びました。

 そんなわけでやってきた枝川駅は単式1面1線の小さな駅ですが、すぐそばを交通量のある道路が通り、民家は駅のすぐ近くまでやってきていて、またコンビニもあります。そのため、ちょっと「居ると心落ち着くような、のどかで静かな場所にある」というような駅ではありませんでした。残念。

 「何をしようかな」と思っていると、駅舎(?)の中に券売機があったので[③]、枝川駅来訪記念ということで、こどもの初乗り切符を購入[④]。その裏面は黒色・・・、つまり、自動改札機対応の切符です。高知駅に自動改札機が導入されたことで、高知駅に近いところの駅の自動券売機も、このように自動改札機対応の切符を出すようになったわけですね(それまでは裏が白い、自動改札機非対応の切符を出していたはず)。

 駅のすぐ近くに自転車が陳列されていました[⑤]。「枝川駅利用者の自転車か?結構多いな」と思いましたが、よく見てみると、自転車があるその後ろに「スリーエフ専用駐車場」の看板が。いや、でも、コンビニという店の規模を考えれば、コンビニ利用者の自転車がこれだけたくさん駐輪されているのは妙にも思えます。この中には、きっと枝川駅を利用している人の自転車もあったんでしょうね。

 コンビニや道路、自転車がある側とは反対側に来てみると、梅や菜の花が咲いていました[⑥]。駅名標にピントを合わせ、その駅名標を梅が挟むようにして写真を撮影[⑦]。どうですかね、面白いというか、印象に残る写真に・・・、なってないか(笑)

 枝川駅は土讃線の駅ですが、土佐電気鉄道(路面電車)としての枝川駅が近くにあり、そのため、「電車専用」の看板がついた信号機や[⑧]、路面電車の線路などを見ることもできます[⑨]。ちなみに、土讃線の枝川駅は1986年11月に開設された、比較的新しい駅ですが、土佐電気鉄道の枝川駅は1907年11月開設と、開設日に実に80年近い差があります。

 さて、次に乗る列車の発車時刻が近づいてきたので、駅に戻りましょう。駅へ戻ると、意外にも、10〜15人ほどの人が列車を待っていました(正直、居ても2、3人くらいだと思っていた)。そして程なくして、須崎行きの普通列車がやってきました。次はこれで隣の伊野へ移動します。



                  10  11  12  13  14  15  16
17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29 


DISCOVER どこかのトップへ

66.7‰のトップへ