岩見沢行きの普通列車で岩見沢へ戻ります。滝川発岩見沢行きという列車ですが、711系が来ないだろうかと期待したところ・・・、ああ、なんということでしょうか。キハ40形1両とは、もはや電車ですらないではないですか[①]。
「データイムとはいえ、1両で事足りるのだろうか」という疑問を持ちながら乗り込みましたが、事足りていなかったようで、デッキで立つ人が出るくらいの混雑になっていました。まあ、岩見沢までは13分なので、デッキで立ってやり過ごすことくらいは簡単でしたが、地元の高校生と思われる(制服ではない)仲間たちの中に紛れて立つのは、どうも居づらさがあるもので・・・。
14:43に岩見沢に到着[②]。キハ40形は岩見沢に到着すると、係員によってサボが差し替えられ、「岩見沢−苫小牧」のサボが挿入されました。この後、室蘭本線経由の岩見沢行きになるようですね。15:06発の苫小牧行きという列車があるので、それになるようです。1日にわずか7本しかない岩見沢発の室蘭本線の列車のうちの貴重な1本です。
岩見沢からは特急列車に乗車します。14:55発のスーパーカムイ21号に乗車し、砂川へ向かいます[③]。LEDの発車標では、日本語と英語が交互に表示されますが、「旭川」に対するローマ字は、当然「Asahikawa」です。しかし、1988年3月までは、旭川の読みは「Asahigawa」でした。今でこそ、「旭川」は誰もが「あさひかわ」と読みますが、平成に入る直前までは、「あさひがわ」でないと通じませんでした。
岩見沢駅の構内には多くの留置線がありますが、そこに、通電した状態で待機する711系の姿がありました[⑤]。今日は計3回、711系に乗れてもおかしくない機会(普通列車への乗車)がありましたが、いずれもはずれてしまいました。711系は2014年度中に全廃されます。来年の3月までにまた北海道に来る機会は、さすがにないと思います。711系に乗るためだけにわざわざ北海道に行くというのも、ちょっと無理があります。
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