土・日きっぷで大暴れ!
土・日きっぷで東日本のあちこちを巡る旅


車内へ入りました。
特急型車両なので、デッキを間に挟んでいざ室内へ。
座席 5号車に乗車し、指定された座席へと向かいます。

座席は快速列車ということで?リネンこそかけられていませんが、座席自体はフリーストップのリクライニングシートという、乗車券だけで乗れる快速列車としては贅沢この上ありません。

しかも毎日運転の定期列車ですから、もうこれ以上は望むべくもないでしょうね。
磐越西線1213M 快速あいづライナー3号(485系)
郡山(15:45)〜会津若松(16:50)
発車して 座席に落ち着くのとほぼ同時に、列車は郡山駅を発車しました。

郡山駅を発車すると、単線の磐越西線は左方向へと進路を変えて東北新幹線の高架橋をくぐり、そのまま東北本線や新幹線と別れて西進します。

それにしても・・・、やはり車両が特急型の485系ということもあってか、乗り心地は上々。
おまけに車内も静かです。(それはガラガラで会話が少ないというのもあるが)
雨粒 窓に点々と付いている雨粒。

郡山駅と郡山駅発車後〜は、雪ではなく雨が降っていました。
きくた 郡山駅から7分で、隣の駅の喜久田駅に到着。

まぁ既にお分かりかと思いますが、ここでは先ほどまでの雨が雪になっており、車内の数少ない乗客の中でも、一部の方が「あっ、雪だ!」などと呟いたり。

しかし、まさか駅一つ移動しただけで雨から雪になるとは・・・、私も予想外でした。
一応、郡山駅と喜久田駅の間は7キロ以上あるので、天気の変化は案外簡単に起こるのかな?
違いを確認 ところで、皆さんはリゾートみのり号の窓の大きさについて、覚えていらっしゃいますか・・・?

5ページ目の一番下で触れているので、もしも忘れていらっしゃったらもう一度見ていただきたいと思いますが、485系は窓と座席の肘置きの間にこれだけの隙間があります。

しかし、リゾートみのり号のキハ48形は、窓の下端が肘置きと同じくらいの高さまで来ていました。

こうして他の車両(485系)と比べてみると、リゾートみのり号の窓がいかに大きく、車内からの眺望に優れた車両となっているかがうかがえますね。
吹雪ですよ 列車は更に西進していきますが、進めば進むほど天気が悪くなっていきます。

まぁしかし鳴子温泉くらいまではずっと晴れていたかと思いきや、そのあと猛吹雪に見舞われ、新庄駅でいったん雨、そのあとやっぱり吹雪。
山形で晴れたかと思えば、米沢を過ぎてまたしても雪。福島で曇り、郡山では雨。

で、今はまたこの吹雪。

今日は恐ろしいくらい、行く先々で天気が変化しますね・・・。
猪苗代 16時21分、猪苗代駅に到着。

自由席車両の方ではそこそこ乗降車があったような気もしますが、5号車指定席からはサラリーマンと思しき人が1人、下車しただけで後は特に動きはなし。

わざわざ510円を払って指定席に乗車するような人は、やはり長距離を(と言っても最大でも郡山〜会津若松64.6キロ・1時間弱)利用する人が中心なのでしょうかね。
枯れ草の大地 先ほどまでの吹雪と雪景色はどこへ行ったか、最後の途中停車駅の磐梯町駅を出ると、車窓は雪景色から一転して、雲の隙間から太陽も見える、雪一つない景色に変わりました。

う〜ん、本当に天気と景色がコロコロ変わりますね〜。
さて ところで、今更になりますが、あいづライナー号での検札の様子を見て、気が付いたことが何点か。

まず、JR西日本の新幹線や特急列車などでは、進行方向後ろ側から車掌が来ても、必ず進行方向側の一番端まで移動したうえで、前から順に検札を行います。
しかし、JR東日本のこのあいづライナー号では、特にそうしたことはなく後ろから検札が行われました。

またJR西日本の車掌は、普通列車でも特急でも何でも、客室内を通ったら最後の一礼と挨拶を欠かさない(ような気がする)のですが、JR東日本では一礼だけか何もしないか。(これはあいづライナー号に限ったことではありませんでした)

まぁ、だからといってJR西日本が良いとか、JR東日本が悪いとかいうつもりはありませんし、あまりにも丁寧で仰々しい検札などは逆に変な気分になるので、JR東日本のようでちょうど良いです。
東長原 東長原駅を通過。この次の広田駅を通過すると、終点の会津若松駅です。

郡山駅から1時間5分。快速列車なのにフリーストップ式のリクライニングシートで、かつ特急型車両の485系での運転のあいづライナー3号での快適な移動も、もう残り僅かです。

他にJR東日本で運転される、このあいづライナー号と同様の列車としては、信越本線の快速くびき野号、妙高号、東海道本線521Mなどがあります。

青春18きっぷをよく使う方々には、もうお馴染みでしょうね。
あいづわかまつ 16時50分、定時に会津若松駅に到着。
郡山駅からの所要時間は1時間5分ですが、感覚としてはそれよりやや長い、1時間30分くらい乗っていたような感じ。

さて、訪れる駅では、駅舎は時間的に無理な場合があっても、必ず駅名標は撮影することにしています。
で、ご多分に漏れず駅名標を撮影しましたが、「何だか白色の色合いが変」と感じました。

いつもよく見る駅名標とはどこか違うな〜、などと思っていたところ、駅名標の枠の左上に「環境に優しいLEDを使用しています」と書かれていました。

なるほど、蛍光灯でなくLEDだから色合いが変だと感じたのですね!納得、納得。
485系と駅名標" 駅名標と485系あかべぇ車。

あいづライナー号は485系で運転されるという都合上、終着駅となる会津若松駅と郡山駅では、車内の座席を進行方向向きに転換するという作業があるため、すぐの乗車ができません。

そのため、3号車自由席の乗車口には、整備終了を待つ人の列ができていました。
顔 郡山駅で既に何枚か撮影しましたが、会津若松駅で改めて先頭車の撮影。

よく見てみると、正面の山のようになっている黒色の高さが左右で違っていたりするなど、塗装は左右対称にはなっていませんでした。これは郡山駅では気がつきませんでした。

ちなみに、私以外にも、5〜6人ほどのファンが撮影をしていました。

そのように、今のうちからきちんと写真を撮影している人たちは、廃止や引退が発表されてから慌てて撮影しに来たりはしないのでしょうね。感心します。
雪をつける ヘッドマークとその下に付いた雪は、吹雪の中を力強く走ってきた証。

しかし、これはまだまだ序の口程度なようで、色々インターネットで画像検索をかけてみたりすると、正面の顔全体が雪に覆われた画像もあったりしたので、酷いときはもっと酷いようです。。。

個人的には雪が付いているだけで驚きなのに(笑)

青春18きっぱーご用達と思われるあいづライナー号。
確かにあれで乗車券だけでOKとは出血大サービスです。
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