土・日きっぷで大暴れ!
土・日きっぷで東日本のあちこちを巡る旅


4430Mで引き続き仙台へ。
701系に揺られる17分の行程。
EH500形@その1 岩切〜東仙台間にはJR貨物の仙台総合鉄道部があり、列車内からもそこに留置されている機関車を見ることができます。

まず最初に見ることができたのは、EH500形の1次形の2号機。
2次形の3号機以降と前面のデザインが異なっているので、遠目に見ても一目で1次形だと分かりそうです。
DE10形 次に見られたのはDE10形。

置き換え用の新型ハイブリッドディーゼル機関車のHD300形も試作車が落成したので、そろそろJR貨物所属機に関しては、注目度がじわじわ上がってくるかもしれません。
ナナゴー 中心からずれてしまいましたが、左側に写っているのはED75形。

以前は常磐線の水戸駅でよく見かけていたものですが、廃車が進行している今、以前のように水戸駅で見ることは可能なのでしょうか・・・?
可能だとしても、今後は見られる機会が減り、いつしか見られなくなることは間違いなさそうです。
EH500形@2次形&3次形 縮小しているせいで分かりづらいですが、左側に写っているのはEH500形の3次形(10号機〜)で、右側にただ1両だけ写っているのは2次形(3号機〜9号機)です。

前面のデザインはほとんど変わりませんが、2次形の方が、3次形よりも赤色が暗めになっていて、また運転台周りの黒の面積が広いのがお分かりいただけるでしょうか。

あとは試作車の901号機が見られれば、EH500形の4形態全てを見ることができたのですが、残念ながら901号は運用入りしていたのか、仙台総合鉄道部にはおらず。
仙台 そして利府駅から17分、9時12分に仙台駅に到着。
仙台駅を1427Mで出てから1時間も経たないうちにまた戻ってきたので、感覚としては「仙台に来た〜!」というより、「(家がある)仙台に帰ってきてしまった」というような、何というか「来たくないところに来てしまった」という感じ。

言葉で表すのがちょっと難しいのですが・・・。

いやもちろん、そうは言っても仙台は初めて来たところですから、最寄駅に帰り着いたときのような感覚ではありませんが、1時間以内に仙台〜利府間を全く同じように往復してまた仙台に戻ってきたら、「またか」と思ってしまいますよ!?
こがね 同じだったのは仙台〜利府間を全く同じような往復したことだけでなく、発着番線もでした(笑)

何だか行きをそのまま逆再生しただけのように感じてしまいました。
まさかの! さて次に乗車する列車は・・・、先ほど岩切駅で見たリゾートみのり号。

仙台駅に入線してくるところで、初めてリゾートみのり号を目にするのを楽しみにしていたので、先ほど岩切駅で目撃してしまったのはちょっと残念。
こがね リゾートみのり号の入線まではまだ時間があるので、発車標やその他諸々の撮影をしていたところ、何だか一風変わった気動車が発車していく姿を目にしました。

岩切駅でリゾートみのり号を見たときと同様、「見たことがある気はする」のですが、困ることにすぐには名前を思い出すことができません。

まぁ、見たことがあるといっても写真程度で、実車を目にするのはこれが初めてだったりするのですが。。。
こがね! そして顔が見えたときにようやく「あぁ、こがねか」と名前を思い出せました。

見た目からは想像できないものですが、種車はキハ58系。
急行列車の廃止や老朽化による廃車などにより、今や定期運用はJR西日本の高山本線しかないというほどに一般車は追い詰められてしまっていますが、こがね、Kenjiなど、ジョイフルトレインとなったものたちは健在。もう少しは走りそうです。

ちなみに、一般車の最後の定期運用路線である高山本線からも、2011年の3月には引退します。
(追記:こがねも引退が決定したようで・・・。)
入線 適当に時間を潰していた最中の9時19分、小牛田方から新庄行きのリゾートみのり号が入線してきました。

リゾートみのり号は9時25分の発車ですから、6分前の入線。
もう少し早く入線してきてくれれば、写真撮影などもゆっくりと行えるので嬉しいのですが、定期列車ではなく臨時列車ですし、また乗客を乗せられればそれで良い、と考えればまぁ仕方がないところです。
小牛田方戦 小牛田方の先頭車の前に来て写真撮影。

「どの程度の撮影者がいるだろうか?」と思いながら先頭車の前まで来ましたが、鉄道ファンだけでなく、一般の方も撮影されていたので、結構な数の人がいました。

「リゾートみのり」という名の通り、「懐かしの〜/おもいでの〜」といった列車とは違い、ファン向けの列車というわけではないので、一般の方も乗車の記念として撮影するのにも頷けます。
キハ48です 外観の形も色も内装も、何もかもが変わっているのでにわかには信じがたいかもしれませんが、改造の種車となったのは、日本全国どこでも見られるあの一般型気動車、キハ40系。

こんな感じの車両が←↑のようになるというのですから、485系3000番代にしてもそうですが、とても「同じ形式」の車両には見えませんね。
ただのLED 方向幕や行き先表示機を見たりするのが好きなので、先頭車の撮影もそこそこに側面に回って行き先表示機を見てみましたが、幕ではなくLEDになっていました。

しかし・・・、LEDであることはともかく、列車名も名乗らず「快速新庄」というのはあまりにも素っ気なく、残念です。

それこそリゾート列車なのですから、E259系の行き先表示のLEDのように、フルカラーでアニメーション付きというものにすれば、もっと見ている人も楽しめそうですね。
ロゴ リゾートみのり号のキハ48形のロゴ。

字が書かれているだけで、多色というわけでもなければ、特に装飾があるわけでもなし。
この手のジョイフルトレインのロゴにしては、かなりシンプルなものではないでしょうか。
超大型窓 さて、リゾートみのり号に乗車した者として、どうしても今画面をご覧の皆さんにご紹介しておきたいことが一つあります。

それは縦方向に大きく引き伸ばされた、巨大な窓。

ちょっと分かりづらいですが、よく見てみると、窓の下端は座席の肘置きとほぼ同じ高さのところ。
かつて「ビュー○○」を名乗った255系の「ビュー」という言葉が霞んでしまいそうなくらい、リゾートみのり号の窓はとにかく大きいです。もしかしたら、JR東海のワイドビュー○○とかとも、良い勝負ができるかも。

車窓を眺めるのが好きな方にはたまりません。(私もその一人!)

6分の停車時間でできるだけ写真撮影。
それでももう時間がない!
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